金沢 動労総連合北陸を結成 闘う労働組合の旗立つ
金沢 動労総連合北陸を結成
闘う労働組合の旗立つ
4月3日、動労総連合北陸の結成大会が金沢市で開かれた(写真)。
司会が「今大会は朝鮮侵略戦争前夜情勢のただ中で開催されている。戦争と労働法制改悪に突き進む安倍政権下で、京大反戦スト弾圧を粉砕しCTSの就業規則改悪を阻止する歴史的な反撃が開始された。動労総連合の闘いは国鉄闘争を再生し労働運動の復権を切り開く。全国の仲間に学び、青年とともに闘える組合を北陸の地に結成する」と開会を宣言した。
全組合員が登壇して自己紹介をした後、組合規約、運動方針、動労総連合への加盟、組合費に関する議案が提起され、討論の上、満場一致で採択。出口威委員長以下の役員体制を確立した。
かつて動労西日本の委員長も務めた出口委員長は、「動労総連合建設は時代の要請だ。北陸に闘う労組の旗を立て、多くの人が結集できる組合へ前進する」と決意を語った。元国労の組合員は、「動労総連合は労働者が誇りを取り戻し、戦争を阻止できる組合だ。動労総連合北陸を大きく発展させる」と発言した。
運動方針案では国鉄解雇撤回の新署名を始めとする方針が提起され、特に現在係争中のJR貨物の下請け会社・富山通運による解雇を撤回させる闘いに全力で取り組むことが打ち出された。討論で方針は一層深められ、青年労働者の結集軸になる闘いとして鮮明に掲げぬくことを確認した。
動労西日本の山田和広書記長が「北陸の労働運動を塗り替えるべく飛翔(ひしょう)を」と激励し、動労総連合・新潟の杉野彰書記長と新潟労組交流センターが3・17ストの報告をした。
地元の北陸ユニオン、北陸労組交流センター、郵政の青年労働者、富山大学の学生が発言し、さらに参加者全員が祝福・激励と決意を述べた。参加者一同で大会宣言を採択し、団結ガンバローのこぶしを突き上げた。