「戦争反対」「生存権」掲げ3・26韓国民衆が総決起
週刊『前進』02頁(2736号01面03)(2016/03/31)
「戦争反対」「生存権」掲げ3・26韓国民衆が総決起
韓国では、民主労総(全国民主労働組合総連盟)を中心に、労働者や農民など全人民が「戦争反対」「生きさせろ」と叫んでパククネ政権打倒へ立ち上がっている。3月26日には4月総選挙に向けた「汎国民大会」が全国14カ所で一斉に開かれた。ソウルではソウル駅前に6千人が集まり、労働法の大改悪阻止・民衆の生存権保障などの要求と並んで、現在展開されている米韓合同軍事演習を弾劾し、「北朝鮮への戦争突入も辞さない危険な動きを阻止しよう」と訴えた(写真)。学生も労働者とともにデモに立った。
民主労総は、民衆を抑圧する政権も、これに屈服して民衆をだます既成野党もすべて打ち倒すべきだと宣言し、「もはやこの地の民主主義と民生、平和を守る方法は、民衆自らの闘争だけだ!」と訴えている。4月13日の総選挙を独自の民衆候補を推し立てて闘い、6月には昨年を上回るゼネストに総力決起しようとしている。