団結ひろば 投稿コーナー

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週刊『前進』04頁(2733号04面06)(2016/03/21)


団結ひろば 投稿コーナー

3・11郡山の沿道で『前進』133部配布
 前進社 A

 3・11反原発福島行動16(郡山)集会後のデモの沿道で、『前進』2730号を配布しました。その1面には2月28日の京都・舞鶴での高浜原発再稼働反対集会・デモの報道があったからです。高浜原発3号機を停止させたのは裁判所の決定ではなく、労働組合を軸にした労働者・住民の決起と行動であり、闘えば勝てるということを、沿道の人びとに伝えたいと考えたのです。
 デモの沿道や郡山駅前で133部の『前進』を渡すことができました。集会会場の直近の工場で働いている労働者は、門まで出てきてデモ隊を待っていました。『前進』を渡し「先ほどまで反原発の集会をやってました」と言うと、「ずっと聞こえてましたよ。駅前までデモするんですか? 頑張って下さい」と激励の言葉。車の窓を開けて受け取った男性からは「何のデモ? 賃金上げろとか言ってたけど?」と聞かれ、「原発で働いている労働者も非正規職で低賃金なんです」などと討論に。年配の女性は「本当はみんな怒っているのに、次々と再稼働されて、悔しい」と。普段は抑えつけられていた腹の底からの怒りが、デモ隊と『前進』によって解放されていったのです。
 郡山駅前では男子学生と「舞鶴? このデモは全国から集まってるんですか? すごいな」と話になり、京大弾圧についても全学連の学生と討論していました。受け取りに来る人もいます。『前進』を片手にデモ隊を見つめる人びとの姿! 闘いの具体的な姿と『前進』は「フクシマの怒り」に響くと確信しました。

「A2―B―C」上映会 青年が全運営を担う
 NAZEN静岡 山口 武

 2月27日、映画「A2―B―C」沼津上映会が170人の結集で大成功した。
 上映実行委員会は、この映画会の成功のために、沼津駅前や自治体職場前や各種集会でのビラ入れとチケット売り、ビラ4500枚をまき切り、ポスター40枚を街中に貼りめぐらした。マスコミや書店対策、自治体組合や教組などの労組オルグもやった。電話や手紙でも訴えた。
 こうした実行委員会の闘いに多くの労働者・市民、老若男女が応えてくれた。小さな子ども連れのお母さんたちが大勢来てくれた。託児も全力でやった。とりわけ、映画会当日は、司会の2人を始め、すべての運営を青年労働者がやり切った。
 途中退席する人はほとんどいなくて、中には涙を流しながら画面に見入り、椎名千恵子さんの講演に深くうなずいている人が多く見られた。帰り際には、「良い企画をありがとう」と声をかけてくださる方がたくさんいた。
 アンケートの感想を紹介する。「これまで見た反原発映画の中で一番感動した」「配給中止の弾圧をのりこえた上映会に拍手です」「映画を見て怒りでいっぱいになった。この怒りが固まれば世の中を変えられる。怒る人はいっぱいいるはずです。その怒りの声が爆発する時が近いのではないかと感じた」「知識や表現力以上に椎名さんの怒りや魂の叫びがとても心に響きました」
 そうです。今こそ、怒りを形に変えよう。

フクシマと連帯して高崎1200人デモ
 群馬 白川明菜

 3月13日、高崎市役所前の公園で、今年で5回目となる反原発集会とデモが取り組まれました。発表は1200人でしたが、去年よりもずいぶん増え、1500人くらいいる感じでした。
 仲間と集会の成功を担いながら、ふくしま共同診療所の紹介や京大反戦スト弾圧との闘い、国鉄闘争を訴えました。
 私は動労千葉の「解雇撤回・JRに戻せ」の署名集めをしました。ほとんどの人が快く応じてくれ40筆が集まりました。国労の人や「国労かい?」と聞かれて「違います」と言ったら断られました。「党派闘争」を頭では理解していましたが現場で実感しました。
 一方、住民運動をやっている人と討論になりました。「絶対に止めたい。どうすればいい?」と真剣に聞くので、「三里塚の農民や動労千葉は30年以上も絶対反対で闘っている。絶対反対が勝つ道」と答えたら、「そうだよね。自分のところだけじゃなくて、そのような人びとと一緒にやっていく力が必要よね」と、周りの人に署名を勧めてくれました。
 集会ではNAZENぐんまが20代から70代までそろって登壇。気持ちのこもった発言に、それまでざわついていた参加者も聞き入っていました。
 NAZENブースに戻ると、みんなが集めた星野署名、ふくしま共同診療所や京大の学生たちへの支援もたくさん集まっていました。デモの後、京大の学生たちへの差し入れに手作りのフキみそを加えて送りました。

署名84人、入会4人湘南初の星野絵画展
 神奈川 三苫 昭

 神奈川・湘南地区で初の星野絵画展を2月26〜28日、平塚市で開催しました。「無実で獄中41年の星野文昭さんを取り戻そう」「沖縄闘争を先頭で闘った星野さん」「星野さんが獄中で描いた絵です。心やさしい絵です。ぜひ見てください」。訴えは地域や労働組合で闘う人びとの心を打ちました。3日間で325人が入場し、星野さんを取り戻そうとの熱い思いが伝わりました。
 企画の中心は3日目のミニコンサート。歌と演奏は動労千葉物販をいつも取り組んでいる教育労働者のグループです。『愛と革命』の星野暁子さんの花の詩を朗読し、永山則夫さんの支援の中で作った花の歌から始まり、最後は全員でソリダリティを合唱しました。
 会場の中央に資料や署名用紙、カンパ箱を置き、お茶と手作りのお菓子を出した方と歓談。84人が署名をしてくれ、4人が「取り戻す会」に入ってくれました。
 星野闘争(沖縄闘争)のビデオをエンドレスで放映し、仲間が撮影した辺野古の闘いの写真も展示しました。星野さんの闘いが辺野古の闘いとつながっています。「ビデオを最初から最後まで見た。よくわかった」との感想が寄せられました。
 動労神奈川の青年たちもビラを配り、星野さんのTシャツを着て、星野さんと心をひとつにして闘っています。星野さんの闘いは青年労働者を獲得し、地域の労働者民衆の団結を強め拡大させる力があります。
 「多くの人に事実を伝えて一日でも早く星野さんを獄外に出したい」。参加者の感想であり、私たちの決意です。

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