国際労働運動vol.7 2016.4 新しい労働者の政党を
週刊『前進』04頁(2733号04面05)(2016/03/21)
国際労働運動vol.7 2016.4
新しい労働者の政党を
7月参院選挙に向かって戦争・改憲、労働法制改悪、貧困と非正規職撤廃問題をめぐる激突が始まっている。「生きられない!」「安倍倒せ!」が労働者人民の声になっている。
7月参院選挙に鈴木たつお弁護士、衆参ダブル選挙なら衆院選挙に斎藤いくま全学連委員長が臨もうとしている。
鈴木たつお弁護士は、「改憲と戦争に絶対反対!」「派遣労働廃止、非正規職撤廃!」「新しい労働者の政党をつくろう」のスローガンを出している。
第1章は、「朝鮮侵略戦争を阻止しよう」。3月7日から史上最大の米韓合同演習が始まった。大恐慌の深化のもとで米帝の没落が進み、東アジア・朝鮮半島で戦争の危機が切迫している。米帝は、北朝鮮キムジョンウン体制転覆の戦争に踏み切り、韓国パククネ政権は民主労総の破壊を狙っている。日帝は朝鮮半島と東アジアでのヘゲモニーを狙っている。民主労総と固く連帯し、日本の労働者人民のゼネストが求められている。
第2章は、「安倍の改憲攻撃を許すな」。今年初頭以来、安倍は7月参院選で改憲を最大の焦点とすると叫んできた。安倍の9条2項の改悪と緊急事態条項の新設を批判している。
第3章は、「派遣法廃止・非正規職撤廃」。貧困と非正規職を拡大する新自由主義の破産を徹底的に弾劾している。
第4章は、「新しい労働者の政党をつくろう」。7月選挙戦は、闘う労働組合の拠点を無数につくり、新しい労働者の政党をつくりだすことが核心だ。