機関誌『動労千葉No.36 』発行 新たな国鉄闘争の課題を提起
週刊『前進』04頁(2729号02面03)(2016/03/07)
機関誌『動労千葉No.36 』発行
新たな国鉄闘争の課題を提起
動労千葉の機関誌『動労千葉№36』が発行された。階級的労働運動の復権のために闘うすべての労働者が、とりわけ「動労総連合を全国に」の指針として本誌を購読し、活用されることを訴える。
本誌には、1月24〜25日に開催された動労千葉の全支部活動者研修会での二つの講演が収録されている。
田中康宏委員長は、「組織拡大を焦点とした2016年の課題」と題して、国鉄分割・民営化以来の時代の大転換点にあることを提起し、第2の分割・民営化攻撃粉砕、JRへ直接採用を求める新たな国鉄闘争の発展へ、「組織拡大の一点にかけて」総決起することを訴えた。大量退職に伴う再雇用問題、CTS(千葉鉄道サービス)、JR貨物の賃金闘争などを焦点として16春闘を闘う方針を明らかにした。
動労千葉労働学校講師の藤村一行さんは、「土台から崩壊する現代世界、世界大恐慌の深化と戦争の危機」と題して「日本はどこへ行く」と問い、労働者階級の闘いが社会を変革する力であることを説き明かし、動労千葉の闘いが階級的労働運動復権の根幹にあると訴えた。縦横に世界情勢に切り込む講演は、組合員にも好評だった。
マルクス主義に基づく「時代認識と路線」、そして動労千葉の闘いの中に労働の誇りを奪い返す道があることを確信させられる。
【A5判160㌻、頒価600円】
【申込先】千葉市中央区要町2―8 DC会館 国鉄千葉動力車労働組合
TEL043(222)7207
FAX043(224) 7197
E-mail doro-chiba@doro-chiba.org