2016年日誌 1月12日~18日 スキーバス事故で15人死亡/東証株価1万6600円台に
2016年日誌 1月12日~18日
スキーバス事故で15人死亡/東証株価1万6600円台に
●トルコで爆発、10人死亡 トルコの最大都市イスタンブールの国際的観光地スルタンアフメット地区で爆発が起き10人が死亡した。ドイツ人観光客を狙ったISによる自爆攻撃との見方が強まっている。(12日)
●中国貿易額8%減、輸入14%減 中国の税関総署は2015年の輸出入総額が前年比8・0%減の3・96兆㌦(約468兆円)、輸入では14・1%減の1・68兆㌦(約199兆円)だったと発表した。リーマン・ショック以来6年ぶりの前年割れ。(13日)
●ジャカルタで爆発、ISが声明 インドネシアの首都ジャカルタ中心部のショッピングセンター前で爆発と銃撃戦が相次いで起き、民間人2人、実行犯とみられる5人が死亡した。「ISインドネシア支部」が犯行声明をインターネットに公開した。(14日)
●スキーバス事故15人死亡 長野県軽井沢町の国道18号の入山峠付近で、スキーツアーの大型バスがガードレールを突き破り道路脇から転落、2人の運転手と大学生の乗客らを含め15人が死亡する大事故となった。(15日)
●NY原油急落、終値30㌦割れ ニューヨーク商業取引所で原油先物相場が急落し、国際的な指標である米国産WTI原油の先物価格が前日比1・78㌦(5・71%)安い1バレル=29・42㌦で取り引きを終えた。30㌦の大台を割り込むのは12年ぶり。(15日)
●台湾総統に民進党・蔡英文 台湾総統選が投開票され独立志向の野党・民進党の蔡英文主席が与党・国民党候補を大差で破り当選した。8年ぶりの政権交代で、女性当選は初。(16日)
●イラン制裁解除 イランの核開発問題に対する欧米などの制裁解除が発表された。日本を含む各国が凍結していたイラン産原油の売上金など、総額500億㌦(約5兆9千億円)の支払いが始まり、貿易も広がる。イランは原油を増産する方針。(16日)
●AIIBが開業 57カ国が参加するアジアインフラ投資銀行(AIIB)が北京で開業した。中国の習近平国家主席は設立式典で、中国と欧州をインフラで結ぶ「一帯一路」構想の実現が「新興国の発言力を高め、国際経済に貢献できる」と強調したが、米利上げ、中国経済減速の逆風のもとでの発足となった。(16日)
●沖縄・宜野湾市長選告示 米軍普天間飛行場移設問題で全国の注目を集める宜野湾市長選が告示され、現職(自公推薦)と新人で元県幹部職員(無所属、翁長知事が支持)の一騎打ちとなった。安倍首相はこれに先立つ12日の衆院予算委員会で、「安全保障に関わることは国全体で決める。一地域の選挙で決定するものではない」と述べ、選挙結果を無視しても辺野古移設計画を進める考えを示している。(17日)
●東証一時1万6600円台 週明けの東京株式市場は前週末の欧米株安の流れから全面安で始まり、昨年の終値の最安値を割り、約1年ぶりに1万6600円台をつけた。昨年12月の米利上げによる投資マネー縮小、中国経済減速、米国株価の値下がり、原油価格急落の影響を受けた。(18日)