労働者・学生の決起つくる 斎藤郁真全学連委員長
週刊『前進』02頁(2716号01面02)(2016/01/21)
労働者・学生の決起つくる
斎藤郁真全学連委員長
今年、衆参ダブル選挙になったら、杉並より衆院選に立候補することを決めました。
全学連は、昨年11月に京都大学で30年ぶりの戦争反対のストライキを打ち抜いた。06年からの法大闘争で100人を超える逮捕者を出し、私自身も含め13人を超える退学・停学処分者を出し、それでも今の大学のあり方はおかしいと訴え現場から闘いぬいてきたからこそ、それができました。
昨年、話題になったシールズの特徴は、自分たちの大学では絶対に闘わないことです。今年は首都圏の大学に学生自治会をよみがえらせ、7月選挙に絶対勝利し戦争反対のストライキを全国の大学でつくり上げたい。
戦争と貧困、非正規化という問題が一体で進んでいる。学生をめぐる問題は労働の問題と密接に結びついています。日本共産党などの国民連合政府という発想はそもそも選挙でどこどこの政党が勝利すれば社会が変わるという考え方で、選挙が終わればまた政治を奪われ、現場で声を上げることは罪にされる。この状況そのものを打ち破らなくてはいけない。
バス事故で多くの学生が亡くなったが、韓国のセウォル号惨事と同じ状況です。おかしいことに誰も声を上げられない。労働者の団結と闘いを前進させるためにも、必ず選挙に勝利したい。
韓国の民主労総のような決起を日本からもつくりあげて、戦争に対して革命でこの社会をひっくり返したいと思います。