解放共闘総会へ 非正規撤廃・狭山勝利

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週刊『前進』08頁(2710号06面02)(2015/12/14)


解放共闘総会へ
 非正規撤廃・狭山勝利


 12月20日、東京で部落解放東日本共闘会議第24回総会が開催される。呼びかけに応えて結集し、ともに成功をかちとろう。(編集局)

 東日本解放共闘に結集するみなさん。連日の職場、地域、キャンパスでのご奮闘、ご苦労様です。部落解放東日本共闘会議第24回定期総会への大結集を呼びかけます。
 〝ストライキと国際連帯で戦争を止めよう〟。11・13パリ襲撃事件は世界戦争情勢の煮詰まりをつきだしました。安倍は「共謀罪」を豪語し、朝鮮有事・侵略戦争の危機を加速させています。11・1労働者集会と訪韓闘争は世界の労働者階級の闘いの道を鮮明にしました。「ゼネストで戦争は止められる」との階級的・国際主義的団結を軸にした労働運動の新しい時代が始まりました。部落解放闘争もまた、労働組合を建設し、階級的団結の最先頭で闘う激動の時代に突入しました。
 部落解放東日本共闘会議は、来る12月20日(日)に第24回定期総会を開催します。私たちは、「新自由主義と闘う部落解放闘争を!」を掲げ、全国水平同盟結成以来、外注化阻止・非正規職撤廃、被曝労働拒否を掲げてストライキを闘い、分断をのりこえ組織拡大を全力で闘う動労千葉・動労水戸を先頭とする「階級的団結」「絶対反対」の階級的労働運動路線で部落解放闘争の前進をかちとってきました。
 2015年は、全国水平同盟第4回大会をかちとり、京都・崇仁(すうじん)、東三条の闘いとつながり、高槻・植木団地闘争は、地域の労働者・労働組合と団結し、自主管理闘争を闘い抜いています。東日本解放共闘は、水平同盟とともに、狭山要請行動、地域での狭山集会情宣行動に取りくみ、東京における水平同盟建設の課題を一歩進めてきました。
 2016年は、非正規職撤廃の闘いがさらに求められています。安倍は「一億総活躍会議」をぶち上げ、「非正規化と貧困」を拡大させようとしています。差別の本質は階級の分断攻撃にあります。非正規職化は差別・分断の究極の姿です。非正規職撤廃こそ差別の撤廃と解放の路線です。狭山闘争は、階級的団結の最前線の闘いであり、戦争、外注化・非正規職化の攻撃と闘い、国際連帯の闘いです。星野闘争と固く連帯し、狭山闘争・狭山第3次再審の実現に向けて力を尽くして闘い抜きます。
 強まる治安弾圧との闘い、反原発・再稼働阻止、動労総連合建設、合同・一般労組全国協の闘いをともにかちとっていきましょう。再度、第24回定期総会への参加を心から呼びかけ、ご案内とします。
2015年12月
部落解放東日本共闘会議
事務局長 岩本正治

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部落解放東日本共闘会議第24回総会
 12月20日(日)午後6時30分開会
 全水道会館(東京都文京区本郷1 ― 4 ― 1/JR中央線水道橋駅東口、都営地下鉄三田線水道橋駅A1出口)

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