1千万非正規時代終わらせよう ハンサンギュン民主労総委員長の訴え
週刊『前進』06頁(2707号06面02)(2015/11/23)
1千万非正規時代終わらせよう
ハンサンギュン民主労総委員長の訴え
労働者民衆みんなが生きられないと叫んでいるのに、この国は、すべての歴史、理念、階級戦争が常軌を逸している。
清算できていない権力がよみがえった。断罪できなかった歴史が繰り返されている。
資本とセヌリ党政権は民衆を弾圧し、永遠に君臨するための戦争を開始した。その行く手に立ちふさがる民主労総を弾圧し、歴史を改造して維新(独裁政治)を復活させようとするパククネ政権に対抗するために、私たちは総決起する。
同志のみなさん、今、私たちには2種類の自信が必要です。
第一には、45年が経ってなお多くのチョンテイルがもがいている野蛮な世界を変えるために、自信を持って叫ばなければなりません。死ぬほど働いても人間らしく生きられない世の中は私たちが望む世界ではなく、その権力は私たちのための権力ではないので、労働者民衆のための世界は、私たちがつくるということだ。労働者が立ち上がらなければ、世界はけっして変わらない。
第二には、一人で凄絶(せいぜつ)に闘う覚悟ではなく、一緒に闘えば勝利し、不正義の政権もすげ替えることができるという自信を持とう。闘っても変わらないという敗北のくびきをふり捨てよう。
今から夜遅くまで、ソウル市内のいたるところを労働者の街にしましょう。いつでも労働者民衆が怒れば、ソウルを、いやこの国全体を麻痺させられることをはっきりと示してやりましょう。
それでも変わらなければ2次、3次の総決起をして、ゼネストで決着をつけるべきだと思いますが、同志のみなさん、同意してくださいますか?
民主労総は20歳の青年になり、今日、正規職5万と非正規職5万が一緒に集まり闘争する歴史的な日を迎えました。1千万非正規職時代を終わらせ、労働が尊重される世の中をつくる覚悟で闘ってきた同志たちの歩みが感動であり、希望です。
同志のみなさん、私は今日、民主労総委員長として、パククネ政権に明確に要求します。
第一に、勝手に解雇、生涯非正規職の労働改悪を即刻中断しろ! 第二に、全国民が反対する韓国史教科書国定化の告示を今すぐ廃棄しろ! 第三に財閥独占の経済体制を廃棄し、労働者の権利を全面的に保障せよ!
同志のみなさん! われわれの要求をかちとるために、すべてをかけて闘争しましょう。本日の総決起闘争で自信をつかんで12月、全面的なゼネストで政権を揺さぶり、必ず勝利しましょう。
2015年11月14日は労働者民衆の大反撃の日です。闘争のすべての責任は、民主労総委員長が負います。恐れずにソウルのすべての街頭に出て市民たちと会い、必ず不正義の政権の心臓部、青瓦台(せいがだい)に進撃しましょう。
国民に権力を! 労働者に権利を!