スパイ化と弾圧を完全粉砕 この勝利を全学連運動の爆発へ 奪還闘争へのお礼と決意 革共同中央学生組織委員会 深田 力
スパイ化と弾圧を完全粉砕
この勝利を全学連運動の爆発へ
奪還闘争へのお礼と決意
革共同中央学生組織委員会 深田 力
国家権力の「監禁致傷」デッチあげを獄内外ひとつになった闘いで完全に粉砕した。奪還された4同志を代表して、深田力同志から全国のみなさんへのお礼と決意が寄せられた。(編集局)
全国学生のみなさん、労働者人民のみなさん。国家権力=安倍政権と警視庁公安部が9月28日と30日にかけた、全学連運動への「監禁致傷」デッチあげ弾圧は、4人全員の不起訴奪還(10月19〜20日)で完全に粉砕されました! 鮮やかな歴史的勝利です! この間の圧倒的なご支援・連帯に、当該4人を代表して心より御礼申し上げます。ありがとうございました。
とんでもない「容疑」のねつ造、御用マスコミによる公安警察情報の垂れ流しと「過激派」キャンペーンに怒りを燃やし、法政大と霞が関(東京地裁)を軸に、全国の職場・キャンパスで怒涛(どとう)のような奪還運動がうち抜かれました。獄中での完全黙秘の闘いと獄外での闘いが一体で前進し、権力を追い詰めていきました。4人全員の「起訴―重罪」という敵のもくろみをうち破り、私たちは「実力で奪還された」のです。
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本弾圧の核心は「スパイ化攻撃を許すのか否か」でした。膨大な労働者・学生がスパイを使った国家権力の闘争破壊に怒り、新たな決起が続々と生み出されました。今年5月のスパイ・樋口(元福島大生)の摘発・追放で権力は大打撃を受け、さらにそれをも口実にした本弾圧が木っ端みじんに粉砕されることで、敵は立ち直れないほどに大敗北しました。それは「安倍政権の敗北」でもあります。
スパイ化と治安弾圧に何の正義性もありません。私たちは、「スパイ」「国家による弾圧」は団結した力でうち破れることを現実に示しました。この勝利は、昨年の「法政大学暴処法弾圧の完全無罪獲得(2月)」と「京都大学公安警察摘発・追放(11月)」に続く、全国学生運動の偉大な「金字塔」です。
また、本弾圧が全学連運動の解体を狙うものであることに対し、奪還闘争と一体で広島大学学生自治会執行部選挙に勝利し、全員奪還の翌日に10・21国際反戦デー闘争の高揚をかちとったことは決定的です。国家権力と警視庁公安部は消耗感にまみれています。弾圧は必ずうち破れる、そして闘えば必ず勝てる時代です。
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この闘いの対極にあったのが、日本共産党やシールズ運動です。スパイ化と弾圧(=国家権力との関係)をめぐって激突・分岐が始まっています。彼らは本弾圧に有頂天でとびつき、公安情報とマスコミ宣伝に乗っかり、私たちの闘いを口汚く誹謗(ひぼう)中傷しました。それは、「警察ありがとう!」と叫ぶ彼らが警察権力と「同じ穴のむじな」であると自己暴露するものでした。
「弾圧されたら終わり」と絶望をあおり、国会前で全学連に暴力的襲撃をかける彼らの運動に、戦争を止める力はありません。そして、公安警察の悪宣伝の片棒をかついだ御用マスコミも徹底的に弾劾します。
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この勝利を10・27京大ストライキの成功へ!
11・1労働者集会の大結集へ! 全学連運動の爆発へ!
本弾圧の狙いが、戦争国会への実力闘争のうねりが全学連運動と結合することを妨害するものである以上、弾圧粉砕の勝利を職場・キャンパス・街頭に猛然と持ち込み、新たな仲間を獲得しよう。とりわけ全国の学友は、法大・京大・東北大を中心に反戦ストライキに自己解放的に決起しよう。
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「スパイと弾圧に負けない運動」とは、仲間を守り絶対に取り戻すことです。団結と国際連帯に生き、国家権力と非和解で闘うことです。それが「戦争を止める」ことであり、戦争の元凶である資本主義を打倒して革命をやる中に希望があります。私たちはそれを、動労千葉を先頭とした全国の労働者人民の闘い、そして法大闘争9年半の中で学んできました。
革共同を、労働者・学生に深々と根を張った革命党としてますます発展させましょう。「青年・学生の党」として飛躍し、革命に勝利しましょう。これをもって、奪還闘争への御礼と闘いへの決意とします。