第7回大会かちとる 合同・一般労働組合全国協議会 「動労総連合建設の先頭に」

週刊『前進』06頁(2703号03面03)(2015/10/26)


第7回大会かちとる
 合同・一般労働組合全国協議会
 「動労総連合建設の先頭に」


 10月10日、都内において合同・一般労働組合全国協議会第7回定期大会がかちとられた。大会には36人の代議員と傍聴者・来賓合わせて60人が参加し、議案を満場一致で採択。新役員を選出し、年間ストライキ権を確立した。
 大会には新たに結成され全国協に加盟した徳島合同労組、東京中部ユニオンの2人の委員長が代議員として参加した。非正規職の労働者が組合を結成し、職場に仲間をつくり、分会に組織する闘いは多くの困難をともなう。しかし全国で必死に闘い抜き、全国協は昨年より1割増える組織拡大をかちとっている。
 全国の仲間が注目したのは群馬合同労組のタクシー労働者の発言だ。24時間を超えることもある連続勤務とパワハラへの怒りで眠れなくなる中、睡眠薬を大量に飲んで救急搬送された。命を取り留めた後で動労千葉の存在を思い出し、ホームページから群馬合同労組につながり3人で分会を結成して闘い抜いている。「先輩の仲間から敵よりも1日長く闘えば勝てると教えられました。闘いの中に生きる展望を見いだしました」という発言には目頭が熱くなった。
 大会は、全国協が世界大恐慌の本格的激化と世界戦争危機の時代に真っ向から立ち向かい、階級的労働運動の発展の最先頭で闘い抜く時代認識と路線とともに、強力な組織方針を確立した。安保国会決戦が示した国家・資本と非和解的に対決する労働者の決起を団結の力に変えるということだ。戦争への怒りは労働者、特に青年労働者が非正規職や貧困・失業に突き落とされていることと一体の根底的なものだ。
 JRでこそ社会の全矛盾が集中し、事故が激化している。全国協は全国の合同・一般労組の組織強化拡大と一体で、JRと下請け関連も含めた動労総連合建設の闘いの先頭に立つことを、第7回定期大会の最大の課題として決定した。
(合同・一般労組全国協事務局長 小泉義秀)
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