2015年日誌 10月6日~12日 IMFが世界成長率を下方修正/ロシアがISにミサイル26発

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週刊『前進』08頁(2702号04面04)(2015/10/19)


2015年日誌 10月6日~12日
 IMFが世界成長率を下方修正/ロシアがISにミサイル26発


●IMFが世界成長を3・1%に下方修正 国際通貨基金(IMF)は最新の世界経済見通しを発表。今年の世界全体の成長率を3・1%として、前回7月の見通しから0・2%幅引き下げた。中国経済の減速や資源安で、新興国の成長の鈍化などが要因。(6日)
●第3次安倍改造内閣が発足 安倍首相は内閣改造と自民党役員人事を行い、第3次安倍改造内閣を発足させた。麻生副総理兼財務相や菅官房長官など9人が留任した。(7日)
●連合、神津会長で新体制発足 連合は東京都内での定期大会を終え、神津里季生事務局長を新会長に選んだ。新事務局長にはUAゼンセンの逢見(おうみ)直人会長を選出。任期はともに2年。神津会長は記者会見で、民主党を中心に維新の党と政策や選挙で協力することに期待を示した。(7日)
●日銀、金融政策を維持 日銀は金融政策決定会合で、年80兆円の資金を市場に供給する金融政策の現状維持を決めた。(7日)
●ロシアがISにミサイル26発 ロシアがカスピ海に展開中の海軍艦艇からミサイル攻撃を開始した。1500㌔離れたシリア内の「イスラム国」(IS)の攻撃目標11カ所に26発を撃ったと、ショイグ防衛相がプーチン大統領に報告した。(7日)
●児童虐待件数の速報値が8万8931件 2013年度に児童虐待による死亡が確認された子どもは69人。14年度の児童虐待件数の速報値は8万8931件で、24年連続で過去最多を更新した。厚生労働省が発表。(8日)
●シリア政権が反体制派支配地域に「大規模攻撃」 シリアのアサド政権軍は反体制派が支配する地域を奪還するために大規模な軍事作戦を始めたと発表した。政権軍は「イスラム国」や反体制派武装勢力をすべてテロリストと位置づけている。ロシア軍と連動していると見られる。(8日)
●NATOが即応部隊の拠点を新設 北大西洋条約機構(NATO)はブリュッセルで国防相会合を開き、緊急時に展開する即応部隊の前線拠点を、新たにスロバキアとハンガリーにも置くことを決めた。(8日)
●秘密法、12月完全施行 政府は特定秘密保護法に基づき特定秘密を取り扱う職員の「適性評価」を12月1日から始める政令を閣議決定。これで、秘密保護法は完全施行される。(9日)
●伊方原発再稼働を県議会が同意 愛媛県議会は四国電力伊方原発(愛媛県伊方町)3号機の再稼働を認める決議案を本会議で可決した。(9日)
●トルコで爆弾爆発、128人死亡 トルコの首都アンカラ中心部で大規模な爆発が連続して起き128人が死亡、250人が負傷した。爆発は政府に批判的な左派やクルド人らが呼びかけるデモを狙って起きた。(10日)
●シリアで米が弾薬50㌧を反体制派に支援 「イスラム国」への軍事作戦を進める米軍は、ISと戦うシリア領内の反体制派を支援するため、シリア北部で輸送機から小火器用の弾薬約50㌧を投下した。(11日)

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