国鉄決戦を軸に11・1へ力強く前進 各地区集会 動労総連合建設へ熱意
国鉄決戦を軸に11・1へ力強く前進
各地区集会 動労総連合建設へ熱意
みやぎ
弾圧への怒りバネに
田中動労千葉委員長迎え
10月9日、仙台市のエルパーク仙台で「戦争とめよう!安倍たおそう!10・9みやぎ労働者集会」が開かれ、60人が参加した。集会は、戦争法強行採決と最先頭で闘った全学連の4学生へのデッチあげ逮捕に対する怒りがみなぎった。
宮城の労働者はこの間、職場・街頭で労働者集会を訴えるビラと一緒に全学連ビラをまいた。全学連への弾圧は労働者への弾圧そのものだ。この反動を絶対打ち破る。
集会は「警察によるスパイ化を粉砕することは正義の闘いだ。弾圧で戦争反対のうねりを抑えることはできない。労働運動をよみがえらせて、国際連帯とゼネストで戦争を止めよう」という主催者あいさつで始まった。
動労千葉の田中康宏委員長が講演した。田中委員長は動労総連合建設と一体で合同労組をつくろうと訴え、動労千葉の闘いと教訓を語った。「動労総連合をつくろうということは、われわれがこれまでの殻を破ることだ。自分たちが変われば時代に対する危機感を持つ労働者が結合してくる」と訴え、動労千葉の熱烈な思いと参加者の思いがひとつになった。11・1ストを構える動労千葉への激布(げきふ)を宮城の仲間が手渡した。
東北大学学生自治会の青野弘明副委員長は、「大学ストで戦争を止める闘いを復権する。4人を奪還して11月集会に総決起する」と特別アピールを行った。最後に、みやぎ連帯ユニオン、仙台市職労、JP労組、全金本山労組、婦人民主クラブ全国協・宮城、みやぎ星野文昭さんを救う会の仲間を始め、職場と地域の仲間が力強く明るい決意を語った。
総力で動労総連合をつくり出そう。全学連4学生を取り戻し、改憲反対1000万署名を推進し11・1の1万人結集に向けてみんなで取り組もう。
(宮城・谷和司)
動労水戸の辻川さんが連日講演
青森と八戸で集会
10月3日の青森市労働者市民交流会に22人、翌4日の八戸市労働者交流集会に21人が結集して、青森県内での国鉄集会が開催されました。
両集会とも動労水戸の辻川慎一副委員長が講演し、動労総連合建設と動労水戸支援共闘の拡大、11・1集会への組織化の決意を固めました。
青森で労働者集会を開くのは初めてですが、反原発・反核燃を闘う仲間を中心に結集した参加者は、「今でも闘う労働組合があるのか」と感動していました。
八戸では、南部バス労組を先頭に労働者が結集し、「国鉄闘争は終わっていない」「被曝労働拒否の闘いは福島と全国の労働組合がストライキで闘うべき課題だ」と確認し合いました。
辻川副委員長は、30年間、国鉄分割・民営化反対を闘い抜く中で組合員とともにつかんだ労働組合論を静かに熱く語りました。「20年仕事を外され、昇進もしないという見せしめの攻撃を打ち破った。青年が組合に入ってくれた」「だから青年とベテランが徹底的に団結して新たな勝負に打って出る」
私たちも原発・核燃と対決し抜いてきた自負をもって、動労水戸と団結し、新たな決意で闘います。
(青森・H)
動労水戸委員長の訴えに胸熱く
秋田集会 決意あふれ
10月4日、秋田市で国鉄集会を開きました。
「ともに闘う秋田の会」共同代表のKさんが開会あいさつを行い、国労秋田闘争団の小玉さんが基調報告で全学連4人の不当逮捕を弾劾し、「動労総連合の全国的建設とゼネストで安倍政権を打倒し解雇撤回・非正規職撤廃をかちとろう。国際連帯闘争で戦争は止められる。11・1労働者集会の大成功を!」と力強く提起しました。
動労水戸・石井委員長が講演に立ち、動労水戸の歴史を振り返り、「動労総連合を全国につくろう」の闘いが動き出したと話し、参加者は胸を熱くしました。
星野闘争歌「ソリダリティ」を合唱し、「秋田・星野さんを取り戻す会」、動労総連合・新潟の杉野書記長、動労福島の橋本委員長、全金本山労組の長谷副委員長が決意をみなぎらせて発言。最後に「ともに闘う秋田の会」共同代表のSさんが閉会あいさつを行いました。
(秋田・OT)
動労水戸の大子支部と怒り共有
水害被災地の栃木で
栃木国鉄集会が10月4日、宇都宮市で開かれました。とちのきユニオン委員長の主催者あいさつに続き、動労水戸大子支部の坂場力男さんから提起を受けました。坂場さんは運転士であるにもかかわらず水戸鉄道サービスへの出向を強いられています。坂場さんは分割・民営化との闘いが外注化阻止・非正規職撤廃の闘い、被曝労働拒否の闘いに結実したと語り、出向延長と徹底的に闘うと宣言しました。
討論では、自治体労働者が、この間の水害をもたらしたのは新自由主義だと弾劾しました。とめよう戦争への道!百万人署名運動栃木県連絡会の労働者が星野絵画展の成功を報告し、青年は不当逮捕された学生4人の即時奪還を訴えました。
国鉄闘争全国運動・栃木の民間労働者が集会をまとめ、11・1集会の組織化へ決意を固めました。
(栃木・M)
動労総連合・東京をともにつくる
東京中部で奮闘誓う
10月2日に港区・新橋ばるーんで開催した東京中部の国鉄集会は、この夏に結成した東京中部ユニオンの原委員長が「合同一般・全国協の旗のもと動労総連合・東京建設の先頭に立つ」とアピールしました。
動労千葉の川崎昌浩書記長は「職場の怒りを土台に仲間をつくることが決定的」「12人のCTS(千葉鉄道サービス)の労働者が動労千葉に結集した。自由にものが言える職場を、ともに闘うことでつくっていく」と10・1ストライキを始め外注化・非正規職化との闘いを報告しました。
国労共闘の吉野元久代表は、「東京で動労総連合をつくり、労働運動を変えていく」と訴えました。9月国会闘争を元気よく闘った青年労働者の発言も含め、東京中部地区の集会は11・1労働者集会へのばねになるものとして打ち抜かれました。
(東京中部・I)
千葉
〝職場で闘う〟と110人
動労千葉新執行部先頭に
10月4日、千葉市のDC会館で動労千葉とちば合同労組が呼びかけて「闘いがはじまった!安倍たおせ!千葉労働者集会」が行われました。10・1の外注化粉砕・出向延長弾劾ストライキと新たな解雇撤回を闘う動労千葉に続き、自治体、医療福祉など新労組を結成した仲間を始め、県内から110人が結集しました。
動労千葉からは「定期大会で新体制を確立した。国会前に決起した人が次の方針を求めている中で、既成勢力は怒りを押しとどめようとしている。これを打ち破って11・1日比谷へ」(田中康宏委員長)、「運転士を目指していた青年の夢を奪うことを許さない」(青年部・木科雄作さん)、「労働運動の力を見せつけ、戦争をなくすまで闘いたい」(CTSの新組合員)、「現場の闘いと一体で解雇撤回まで闘い抜く」(争議団・中村仁さん)と4人の発言を受けました。
続いて7月に組合結成したユニオン習志野が「職場に動労千葉を支援する会を立ち上げ、仲間の雇い止めを許さずに闘ったことが組合結成のベースになった。正規・非正規をこえる団結をつくる」と決意表明。特別養護老人ホームの仲間は勤務時間の短縮問題や安全問題での闘いを報告し本格的な分会結成への決意を語り、医療職場、郵政職場の青年も解雇や安全闘争で闘う組合を職場につくると発言しました。
三里塚空港反対同盟の伊藤信晴さんが来賓あいさつを行い、全学連は弾圧を粉砕し京大ストライキを爆発させると発言しました。共闘団体からは福島の子どもたちの保養プロジェクト、裁判員制度はいらない・千葉県実行委員会、千葉・星野文昭さんを取り戻す会がそれぞれの闘いへの呼びかけを行いました。
職場での闘いが始まり、動労千葉を軸に全体が一体化した集会でした。
(千葉・U)
動労千葉貨物協の佐藤議長招き
甲府の集会実り多く
10月3日、山梨合同労組が主催する「不当解雇と闘い続けて29年、外注化・非正規職化と闘うJR労働者の話を聞こう10・3集会」が山梨県甲府市で開かれた。
主催者あいさつに続いて動労千葉貨物協議会議長の佐藤正和さんのお話に移った。佐藤さんは国鉄分割・民営化反対のストを振り返り、今年6月30日の最高裁決定に基づき「解雇された労働者を元の職場に戻せ」とJRに申し入れたこと、9月の動労千葉定期大会と10月1日のストについて報告した。そして「11・1に1万人を集めたい。1人が1人を連れて来てほしい」と訴えた。
質疑応答と自由意見では、国鉄集会に初めて参加した元教育労働者が「自分が動ける時には行動しようと思い、8・6ヒロシマと8・30国会闘争に参加した。何が正しいのかを考えて行動していきたい」と決意を述べた。11・1集会の成功へ向けて実りの多い集会となった。
(山梨・O)
動労総連合・新潟との団結を固め
青年を軸に長野集会
10月4日、長野市で「闘いはこれからだ!戦争絶対反対・非正規職撤廃・国鉄1047名解雇撤回/長野労働者集会」が開かれました。
長野での国鉄決戦の取り組みの第1弾は、9月19日の動労総連合・新潟の結成記念集会に千曲ユニオン青年部を中心に駆けつけたことです。
それに続くこの集会は動労総連合・新潟の星野文男委員長の講演から始まりました。星野委員長は「57年国鉄新潟闘争の戦闘性を継承する」ときっぱり表明しました。
千曲ユニオンの坂本委員長が基調を提起し、「ゼネストで戦争を止め安倍を倒そう。動労総連合を長野に」と訴えました。さらに9月国会決戦のビデオ上映と報告、9・5〜6徳島行動の報告が行われました。
集会に先立つ長野駅前街宣では日本共産党・民青の敵対を粉砕しました。10月千曲ユニオン大会から、11・1集会へ猛然と闘い抜く団結を固めました。
(長野・N)
初参加者も集い確信に燃え立つ
動労水戸迎え三重で
10月4日、津市で開かれた「東海国鉄集会」に参加しました。地元三重だけでなく岐阜・愛知からの参加者や、女性と青年の初参加があり、大いに盛り上がりました。
動労水戸の池田学執行委員の報告に感銘を受けました。池田さんは、分割・民営化との闘いで労組の原点を貫くことの重大さを知ったこと、労働者より会社を大事にする組合では民営化とも被曝労働とも闘えないこと、少数組合だった動労水戸が労働者階級全体の利益のために闘うことで青年の結集を実現していることなどを訴えました。
報告を受け、元三重教組執行部の教育労働者が「労働組合の原点を貫くことが団結の強化になると教えられた」、青年が「共産党を除名される覚悟でここに参加した。本物のマルクス主義がここにある」と述べました。
主催団体の東海合同労組、動労千葉を支援する会・東海が11・1への結集を訴え拍手で確認されました。
(東海・K)
動労総連合の旗四国に立てよう
香川集会で決意固め
10月4日、JR四国本社のある高松市内で香川国鉄集会を開催した。
動労西日本の山田和広書記長が基調を提起し、「非正規職撤廃こそ自分の闘いの出発点。ゼネストで非正規職撤廃・安倍打倒へ。青年労働者と結びつき動労四国を建設しよう」と訴えた。
討論では、青年労働者が「職場の闘いと国会前はひとつだと9・13国会闘争で実感した。ゼネストと国際連帯で戦争を止めよう」と訴えた。
日教組香川三観地区教組の須藤委員長は、「教え子を再び戦場に送らないことが今ほど問われている時はない。ストで闘おう」と呼びかけた。
星野絵画展香川県実行委の片山さんが香川での星野絵画展について報告し、NAZEN香川の青年労働者が決意を表明。日教組香川組合員の高橋敦さんが11・1集会1万人結集を訴えて集会をまとめた。
(香川・M)