前進社や大学に不当捜索
週刊『前進』06頁(2701号01面03)(2015/10/12)
前進社や大学に不当捜索
「監禁致傷事件」をデッチあげ、9月28日と30日に仙台と東京で2人ずつ、計4人の学生を不当逮捕した警視庁は、この「事件」を口実に前進社本社や大学のサークルボックス・寮などに次々と不当捜索を行った。
捜索が行われたのは、仙台の学生のアパート(9月28日)、福島の学生のアパート(29日)、前進社本社(30日)、都政を革新する会の事務所(同)、東北大学全学自治会室(10月1日)、広島大学のサークルボックス(同)、京都大学熊野寮(2日)の全国7カ所に及んだ。
だが、警察権力による不当捜索は全国の学生の怒りに火をつけ、大学を戦争反対・新自由主義粉砕の砦(とりで)に転化する闘いの爆発を不可避とするものだ。
そもそも「監禁致傷」などという「事件」そのものが完全にデッチあげである上、これを口実に大学のサークル・寮などを機動隊が制圧して捜索するという暴挙は、多くの学生の怒りを爆発させずにはおかない。すでに「こんなデタラメが許されるのか」「戦時下の治安弾圧だ」といった怒りの声が学生や労働者から続々とあがっている。
弾圧への反撃の闘いをさらに拡大し、4学生の即時奪還から今秋大学ストライキへ進もう!