〝スパイ化攻撃を粉砕するぞ〟 霞が関で連日の大情宣
週刊『前進』06頁(2701号01面02)(2015/10/12)
〝スパイ化攻撃を粉砕するぞ〟
霞が関で連日の大情宣
(写真 東京・霞が関の司法記者クラブで記者会見し弾圧粉砕・4学生奪還を宣言【10月2日】)
日帝・国家権力=警視庁公安部による全国学生運動の指導的同志4人へのデッチあげ逮捕に対し、労働者階級人民の怒りあふれる反撃が巻き起こっている。
10月2日午後、全学連と革共同は司法記者クラブで記者会見を行い、公安警察のスパイ化工作という卑劣な国家犯罪を満天下に暴くとともに、この学生運動・反戦闘争つぶしを狙う卑劣な弾圧に全力で反撃することを宣言した。会見には14社が集まり、革共同と全学連の訴えに注目した。
そもそも元福島大生・樋口正太郎への「監禁致傷」なる「容疑」は警視庁公安部による完全なデッチあげである。問題の本質は断じて「監禁致傷事件」などではなく、安倍政権の戦争法強行と一体となった学生運動弾圧であり、スパイを摘発され大打撃を受けた公安警察のあがきだ。この安倍の意を受けた公安警察の卑劣な弾圧に対し、今や怒りの声はどんどん広がっている。弾圧はむしろ公安警察の墓穴に転化されつつある。記者会見ではこれらのことを徹底的にはっきりさせた。
革共同の鎌田雅志同志は冒頭、警察情報をうのみにして反動キャンペーンを展開する一部マスコミを厳しく批判し、第一に、今回の弾圧は9月国会決戦の先頭に立った全学連と階級的労働運動を破壊するために、公安警察が行った事実無根のデッテあげであることを暴き、第二に、公安警察による卑劣なスパイ化工作の実態を暴露し、第三に、全学連はこの弾圧を必ず粉砕して東北大学、京都大学のストライキと10・21国際反戦デー闘争、そして11・1労働者集会の大結集をかちとることを宣言し、第四に、完全黙秘・非転向で闘う4人の同志の即時奪還へ闘う決意を語った。
全学連の斎藤郁真委員長と坂野陽平書記長は、この弾圧を必ず打ち破り、弾圧への怒りをバネに東北大学、京都大学の反戦ストライキを必ず成功させると宣言した。