2015年日誌 9月15日~21日 北朝鮮が核施設の稼働表明/安保関連法の「成立」強行
2015年日誌 9月15日~21日
北朝鮮が核施設の稼働表明/安保関連法の「成立」強行
●防衛装備庁、来月発足 安倍政権は防衛省の外局として「防衛装備庁」を10月1日に発足させることを閣議決定した。(15日)
●北朝鮮が核施設の稼働表明 北朝鮮の原子力研究院長は、寧辺にある全核施設が正常に稼働し始めたことを明らかにし、「いつでも核の雷鳴(核実験)で応える」と述べた。(15日)
●米報道官が北朝鮮を批判 北朝鮮が全核施設を稼働させたと表明したことを、アーネスト米大統領報道官が「挑発をやめるべきだ」と批判。(15日)
●ミサイル発射示唆を米韓が批判 北朝鮮が来月、長距離弾道ミサイルの発射を行う可能性を示唆したことに対し韓国国防省が「重大な挑発行為」と批判。ラッセル米国務次官補も同様に批判し、中国は自制を求めた。(15日)
●除染袋の流出395個 福島県飯舘村で豪雨により河川に流出した除染廃棄物入り袋は395個(計395立方㍍分)に上るとの推計を、望月義夫環境相が発表。発見できた314袋のうち151袋は空だった。(15日)
●豪がシリア空爆 オーストラリアのアンドリュース国防相は、豪軍が14日に初めてシリア領内で「イスラム国」を空爆したと明らかにした。(16日)
●日本国債、1段格下げ 米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズは日本の国債格付けを中国・韓国と同じだった「AAマイナス」から「Aプラス」へ1段階下げたと発表。(16日)
●米FRB、利上げ見送り 米連邦準備制度理事会(FRB)は、約9年ぶりの利上げを見送った。年内利上げの姿勢は維持した。(17日)
●米の新幹線計画、中国が参加 ラスベガスとロサンゼルス近郊を結ぶ高速鉄道(新幹線)計画に中国の企業連合が参加することが明らかに。(17日)
●辺野古意見聴取、防衛省側が応ぜず 中谷元・防衛相は、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設計画で県が名護市辺野古沖の埋め立て承認取り消しに向け28日に行うとしてきた意見聴取に応じないと表明。(18日)
●北朝鮮が中国式典への代表団派遣を拒否 北朝鮮が9月3日の中国戦勝70周年記念式典に軍事代表団を送ることを拒否していたと、韓国の駐中国大使が国政監査で答弁した。(18日)
●安保関連法「成立」強行 集団的自衛権を行使できるようにする安全保障関連法が、全国の労働者人民の圧倒的な反対の声を踏みにじり参院本会議で自民、公明両党などの賛成多数で「成立」が強行された。(19日)
●内閣不支持50・2%、野党支持率も下落 9月19、20日に実施された共同通信の世論調査で、安倍政権の支持率は前回調査から4・3%減の38・9%、不支持率は50・2%で3・8%増だった。自民、民主、維新、共産の各政党の支持率も下落。(20日)
●イラン軍事施設、IAEAが視察 国際原子力機関(IAEA)は、核兵器の起爆装置を開発していた疑いがもたれていたテヘラン郊外のパルチン軍事施設を天野之弥事務局長が訪問したと発表した。(20日)