防衛省に申し入れ行動

週刊『前進』06頁(2694号05面03)(2015/08/24)


防衛省に申し入れ行動

(写真 全学連が防衛省に対し「大学との共同軍事研究をやめよ」と申し入れ【市ケ谷】)

 午後2時30分、全学連は市ケ谷の防衛省におもむき、申し入れ行動を行った。
 正門前で参加者一同が見守る中、対応に現れた「地方企画室の佐藤」と名乗る職員に対し、吉田悠君が防衛大臣・中谷元宛の全学連の申入書を読み上げた。
 防衛省による高額の補助金での「安全保障技術」研究の公募と、学生の貧困につけこんだ「経済的徴兵制」の導入のたくらみを弾劾し、「自衛隊員は、労働者・学生・市民の友人、家族」として戦争動員を許さず、ゼネストと国際連帯の力で戦争政治に大反撃する気概を表した。
 そして①「安全保障技術研究推進制度」など大学・研究機関との共同研究の中止、②武器輸出の禁止、③「経済的徴兵制」にかかわる一切の政策にかかわらないことの3点を申し入れた。
 最後に防衛省建物に向かって、「自衛隊員、防衛省職員は、ともに戦争に反対し立ち上がろう」とシュプレヒコールで呼びかけた。
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