闘いは進む 青年の職場から 介護 国鉄・星野闘争を支えに分会結成!9・6徳島へ 徳島 原祥吾

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週刊『前進』06頁(2694号02面04)(2015/08/24)


闘いは進む 青年の職場から
 介護 国鉄・星野闘争を支えに分会結成!9・6徳島へ
 徳島 原祥吾


■革共同50年史の地平で切り開けた勝利
 2015年6月30日。動労千葉鉄建公団訴訟の最高裁決定の日に、私の職場で新分会を結成しました。今の職場に入って5年。入社直後から組合加入を呼びかけてきましたが、なかなかうまくいかず、心が折れそうになることが何度もありました。しかし、『前進』の時代認識と路線が支えになりました。
 分会結成のきっかけは職場の配置転換問題と1人夜勤問題でした。職場の仲間が1年の研修期間を経て夜勤に入るはずだったものが、会社の都合で3カ月に縮められ、1人夜勤が強行されました。職場では「仕事の覚えが悪いのは、本人にも原因がある」「介護職をやっているんだから夜勤をしないと食っていけない」「夜勤ができないなら辞めればいい」などと言われました。
 「きちんと業務が回っていない」「事故は労働者の責任ではない」という動労千葉派の意見は、職場では少数派でした。それでも分会結成を決断できたのは、動労千葉や動労水戸を始めとした全同志の「絶対反対論」と「階級的団結論」という路線を命がけで守ってきた革共同50年史の地平があったからです。
■国鉄闘争と星野闘争は一体だ!
 国鉄闘争と星野闘争は一体だと提起されています。僕自身、今回分会を結成するまでは、表面的な理解しかできていませんでした。
 星野文昭さんは『愛と革命』の中で、「獄中39年になりますが、その権力への怒りはあっても、生き方そのものに一度も悔いたことはありません」(15㌻)と述べています。また、「すべての人間が人間らしく生きられない限り、自分も人間らしく生きることはできない」(69㌻)とも言われています。
 この二つの言葉には、国鉄闘争と同じものが貫かれていると思いました。つまり、「個人的な利害ではなく、労働者階級全体の利害の立場で闘う」という点と、4・9政治和解に屈服した勢力には絶対にわからない「階級の利害を貫く闘いは必ず全世界の労働者階級を団結させる」という2点です。国鉄闘争100万支援陣形と、動労千葉鉄建公団訴訟の10万署名陣形が、それを証明しています。国鉄闘争と星野闘争は、労働者の誰もが持つ階級性や団結がどんなことがあっても屈することなく発展していくという金字塔を、労働者階級の闘いで打ち立て、実証したと思います。
■ゼネストで安倍倒そう
 われわれ青年労働者は、「ゼネスト」と「自国政府打倒」が労働者階級のスローガンとなっている時代に生きています。「何度崩そうとしてもそのたびによみがえる団結」は敵にとって最大の脅威であり、根底で団結の拡大を保障するものです。「オープンスペース街」の闘いはそれを示しました。数は勝利のためには絶対に必要です。全国の仲間と団結し、9・6星野奪還闘争から9月国鉄集会、そして11月集会の爆発で安倍打倒へともに闘います。

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