2015年日誌 7月14日~20日 伊方3号機を規制委が許可/安保11法案、衆院通過強行

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週刊『前進』06頁(2691号04面05)(2015/07/27)


2015年日誌 7月14日~20日
 伊方3号機を規制委が許可/安保11法案、衆院通過強行


安保11法案、衆院委可決 安全保障関連11法案は午後、衆院特別委員会で強行採決が行われ、自民・公明の賛成多数で可決。総括質疑の後、維新の党が退席し、民主・共産両党が抗議する中、与党が採決を強行した。安倍晋三首相は午前の質疑で「残念ながら、まだ国民の理解が進んでいる状況ではない」と語った。(15日)
伊方3号機を規制委が許可 原子力規制委員会は四国電力伊方原発3号機(愛媛県)について、新規制基準を満たすと認める審査書を決定した。これで再稼働に向けた主な審査は終わり、残りの認可手続きと地元自治体の同意に焦点が移る。(15日)
陸自、戦闘状態を想定したイラク派遣記録 イラクに派遣された陸上自衛隊の活動(2004〜06年)を記録した内部文書が明らかになった。現場では指揮官が「危ないと思ったら撃て」と指導するなど、戦闘状態を想定していたことがわかった。(15日)
中国で人権派弁護士183人が拘束 中国公安省が各地の人権派弁護士らを一斉に摘発・連行している。香港のNPO「中国人権弁護士関注組」によると、15日正午までに連行された人は、事情聴取などの一時拘束を含め183人に上る。(15日)
ギリシャ国会、財政改革案を可決 財政危機にあるギリシャの国会は、欧州連合(EU)側との金融支援交渉の前提となる財政改革の関連法案を賛成多数で可決した。国会前では数千人の大規模なデモがあり、「緊縮反対」などと訴えた。(16日)
安保11法案、衆院通過 安全保障関連11法案が衆院本会議で自民党、公明党、次世代の党などの賛成多数で可決され、衆院を通過した。(16日)
陸自演習の銃弾、民家屋根突き破る 午後6時ごろ、滋賀県高島市今津町保坂の会社員男性方で、長さ約60㍉、直径約12㍉の銃弾が2階の屋根を突き破って室内に入り込んでいるのが見つかった。約3・5㌔南東の陸上自衛隊饗庭野(あいばの)演習場から発射された弾とみられる。家には家族がいたが、けがはなかった。(16日)
汚染された雨水が港湾の外へ流出 東京電力は福島第一原発の排水路から放射性物質を含む雨水が港湾外の海に流れ出たと発表。雨量が増えたことが原因。東電によると排水路の水の放射性物質はベータ線を出す物質で、1㍑あたり1100ベクレル。前日の同39ベクレルを大きく上回った。(16日)
内閣支持37%、不支持46% 安全保障関連法案の衆院通過を受け、朝日新聞社は、全国緊急世論調査(電話)を実施した。安倍内閣の支持率は37%、不支持率は46%だった。安保関連法案の衆院可決への進め方は、69%が「よくなかった」と回答。(18、19日)
日印共同調査でインド高速鉄道、新幹線方式を推薦 インド政府の高速鉄道構想について、新幹線と同じ鉄道システムの導入を推薦する日印共同の事業性調査がまとまった。巨額の総事業費の調達が課題で、インド政府は今後、資金計画を検討する。(20日)

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