兵庫絵画展が大成功 青年労働者と熱い討論も
週刊『前進』06頁(2690号06面03)(2015/07/20)
兵庫絵画展が大成功
青年労働者と熱い討論も
6月27日〜29日、兵庫県西宮市と神戸市の勤労会館で昨年に続き2回目の星野絵画展を開催しました。昨年の参加者にも呼びかけ、実行委員会を開いての開催でした。
初日は、関西合同労組阪神支部の第2回大会会場で開催しました。階級的労働運動と労働者国際連帯のテコとして星野絵画展を成功させ、阪神支部の飛躍と組織拡大をかちとることを確認しました。
「婦人民主クラブ」阪神読者会、労組交流センターの仲間が総力で取り組み、団結を拡大しました。スタッフの家族、自治体労働者や厳しい状況の中で悩み疑問を持ちながら生きている青年労働者たちと熱く濃い討論ができました。星野文昭さんの闘いと絵画は、青年たちがいかに生き闘うかを示唆しました。19歳の青年が「こういうの見ると落ち着く」と言っていたのは印象的でした。
成功に向けて、阪神間と神戸の自治体職場や保育集会へのビラ入れ、「かねひろ運輸」門前闘争での宣伝と西宮浜周辺労組への訪問、動労千葉物資販売労組での呼びかけなどを行いました。
絵画12点を展示。80人を超える来場者があり、署名は60筆でした。
アンケートの一部を紹介ます。
「絵画からすごく温かみが伝わってきて、自分もほっとできるような感じがした。絵画の中に人物に対する愛情もやさしさがあっていい」「聞いたこと絵をみたことがある程度だったので闘争内容、星野文昭、暁子さんのことも知って感動しました」「人間が人として誇りを持って生き続けることは大変なことなんだと感じます。その誇りに生きるあなたは人間として私たちに多くのことを教えて下さいます」「色彩が星野さんの心を写していると感じました」
15年の「かねひろ解雇撤回闘争」と星野さんの40年に及ぶ「絶対反対・不屈・非転向」の闘いは一つです。それは、韓国民主労総をはじめ全世界で巻き起こるゼネストを日本で切り開き革命に勝利する闘いです。労組と婦人民主クラブ全国協議会、NAZENなど地域拠点建設のテコとして継続的に開催し、9月6日の徳島刑務所闘争に参加することを決意しました。
(兵庫・花屋敷清)