全学連 国会前で怒りの抗議 昼休みに法大デモに立つ
全学連 国会前で怒りの抗議
昼休みに法大デモに立つ
「戦争に突き進む安倍を絶対に打倒するぞ!」「ゼネストやって戦争をとめよう!」「7月強行採決を阻止するぞ!」。昨年7月1日の「集団的自衛権行使容認閣議決定」から1年。全学連と全国労組交流センターは、怒りも新たに戦争・安保国会への抗議行動に立ち上がりました。
この日まず全学連と法大文化連盟は、雨天をついて昼休みに、今年4回目の法大包囲デモに決起しました。
外濠校舎前に陣取り、居並ぶ弾圧職員と対決しながら、7・5集会の宣伝パネルを広げ、ビラをまき、マイクで法大生への熱烈なアピールを発しました。
法大文化連盟委員長の武田雄飛丸君は、無期停学処分撤回を求める民事裁判で東京地裁が請求棄却の不当判決を下したことを徹底弾劾し、弾圧の張本人で「反戦」「リベラル」を自称する田中優子総長こそが安倍戦争政治の手先となっていることを厳しく指摘しました。そして、こうした状況を打ち破って、ともにデモに立ち上がることを法大生に呼びかけました。
また富山大の私が発言し、安倍政権の戦争政治と大学における学生支配・動員攻撃に対し、今こそ学生がキャンパスから「戦争反対」の声を上げ、安保国会粉砕・安倍打倒へと立ち上がることが時代の要請であることを訴えました。
公安警察の弾圧策動をはね返し、法大包囲デモに出発。靖国通りに面した総長室前では、田中総長徹底弾劾のシュプレヒコールをたたきつけ、デモを貫徹しました。
労組交流センターは新宿駅でのJR東日本本社前抗議行動をうち抜きました。その高揚感をもって、午後3時に衆議院第2議員会館前に続々と労働者・学生が合流・結集しました。
抗議集会冒頭に、全学連・斎藤郁真委員長が基調報告を行いました。「閣議決定から1年、安倍がもくろむ『戦後70年談話』は完全に破産した。多くの労働者学生が戦争への怒りで立ち上がり、安倍を追いつめたからだ。誰がこの社会を動かしているのかを証明するために、韓国・民主労総の第2次ゼネストと連帯して7月15日の霞が関デモと国会前抗議集会に再び結集しよう!」。火を噴くような熱烈な呼びかけに、全参加者が奮い立ちました。
動労千葉と動労神奈川の労働者からは、7・1駅外注化攻撃と対決し、職場から反戦闘争にたつ決意が語られました。
文化連盟・武田委員長は、6月29日の処分撤回裁判での反動判決を弾劾し、大学ストライキで安倍を打倒する決意をアピールしました。
いよいよ7月中旬の衆院強行採決阻止の大決戦に突入です。全国の職場・キャンパスから、7・15国会包囲大闘争へ攻め上ろう!
(富山大学・藤井優輔)