6・7愛媛 労働組合旗が林立 伊方再稼働やめよと2500人

週刊『前進』08頁(2685号04面04)(2015/06/15)


6・7愛媛 労働組合旗が林立
 伊方再稼働やめよと2500人

(写真 女性が「子どもたちに原発を残したままでは死ねない」と訴えた【6月7日 松山市】)

 6月7日、愛媛県松山市の城山公園やすらぎ広場で「NO NUKES EHIME VOL2 フクシマを繰り返すな! 伊方原発再稼働やめよ! 6・7大集会」が伊方原発をとめる会の主催で行われ、四国4県と大分県を中心に全国から2500人が結集しました。
 5月20日、原子力規制委員会は、伊方原発3号機について「新たな規制基準に適合している」として、事実上の合格を示す「審査書案」を了承しました。このように再稼働に向けた国の動きが加速する中、会場となった城山公園には「絶対に再稼働を許してはならない」という強い思いがあふれ、四国4県と大分県から、それぞれの地元での闘いが報告されました。伊方原発を取り囲むように反原発のネットワークができていることを心強く感じるアピールでした。
 参加者全員で「原発と人類は共存できないことは福島で証明された。命の犠牲によって成り立つ電気はいらない」との決議を採択し、中村時広愛媛県知事に提出することを決めました。
 集会の後、参加者は松山市の繁華街をデモ行進し、「伊方原発再稼働反対」を市民に力強く訴えました。今回の集会では労働組合の旗が多く見られ、継続的・組織的闘いには労働組合の果たす役割が大きいと実感することができました。
 伊方原発の再稼働を許さず廃炉にするまで、この闘いは終わることはありません。国鉄闘争と結合し、全国の闘う仲間とともに頑張ります。
(愛媛・自治体労働者 O)
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