団結ひろば 投稿コーナー
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各地でメーデー闘う
動労神奈川が本社抗議行動
東京 須藤幹男
5月1日、動労神奈川は動労千葉、動労水戸、「首都圏闘う労働組合『生きさせろ!』会議」の仲間とともに、台東区の東日本環境アクセス本社への抗議行動に立ちました。3月26日の動労神奈川のストは、桑原組合員に対する4月雇い止め解雇を粉砕しました。しかし、3カ月雇用という不安定雇用を続け、青年労働者を使い捨てにしようとしていることは変わりありません。
動労総連合の各組合や各地区の合同労組の旗を林立させて本社を取り巻く中、動労神奈川の中村幸夫委員長と動労水戸の国分勝之副委員長が、対応した本社幹部に怒りをたたきつけました。
普段は静かな下町での抗議行動でしたが、付近の住民は「青年労働者の雇い止め解雇を許さないための行動」という私たちの説明に深くうなずき、温かく行動を見守ってくれました。
外注化粉砕・非正規職撤廃へ、動労総連合を全国に拡大する決意を固め、意気を上げて新宿メーデーに合流しました。
仙台・被災地で怒りのデモ
みやぎ連帯ユニオン 金子哲夫
正午から、仙台市勾当台公園グリーンハウス前で、5回目の被災地怒りのメーデーを50人の結集で闘いとりました。
基調提起はみやぎ連帯ユニオンの青年労働者が行いました。
「安倍の戦争で青年・学生は血を流すのか? それに対する回答は、戦争阻止・民営化反対・非正規職撤廃のゼネラルストライキです。階級的労働運動と国際連帯で安倍を打倒しよう。東北全体の力で動労総連合をつくり上げよう」と訴えました。
全金本山労組の長谷武志副委員長、みやぎ連帯ユニオンの金子哲夫委員長、仙台市職労の仲間、婦人民主クラブ全国協議会・宮城支部、東北大学学生自治会委員長の澤田光司君が、力強く決意を表明しました。
全金本山労組の鈴木義和委員長の迫力ある行動提起と団結がんばろうを受けて、繁華街一番町を貫くデモに出発しました。注目度はこれまでで一番で、飛び入りしてマイクで訴える青年も現れました。
日本郵政本社にデモと団交
東京 松井弘
郵政非正規ユニオンは、日本郵便株式会社との団体交渉、日本郵政・日本郵便への抗議行動を行いました。
郵政正規ユニオン、労組交流センター全逓労働者部会などの労働者30人は、霞が関官庁街の日本郵政本社・日本郵便本社ビル前に登場。齋藤裕介委員長と解雇当該の組合員がマイクを握り、「郵政本社との団交を徹底的に闘う」と決意を表し、4人の組合員が本社ビルに乗り込みました。社前では仲間たちが次々と日本郵政・日本郵便を弾劾しました。
団交に先立ち、新橋の桜田公園から日比谷公園までデモを行うと、仕事中の労働者が手を振って応援してくれました。
行動終了後、齋藤委員長は「拠点職場を作りストを打てる組合になる」と決意を語りました。
広島で昼休みデモ熱い注目
広島県労組交流センター 植野定雄
広島では、昼休みデモと屋内でのメーデー集会を40人で闘い抜いた。
年休を取って結集した仲間たちは、広島連帯ユニオン青年部の山下執行委員の司会で草津病院支部の中山委員長の基調報告を受け、市街デモに打って出た。沿道の労働者の圧倒的注目を集め、飛び入り参加した労働者は集会まで参加した。
集会では民主労総ゼネストのビデオ上映に続き、広島連帯ユニオンの鈴木委員長が開会あいさつ、宮原青年部長が基調報告を行なった。動労西日本、草津病院支部、自治体労働者、三菱広機分会、高陽第一診療所労組、広大生協労組、全学連などが次々と組織拡大、拠点建設、ゼネスト連帯を訴えた。
最後に広島連帯ユニオン一貫田書記長が「6・7国鉄集会に大結集し、被爆70周年の8・6へ進撃しよう」とまとめた。
岡山大学病院で昼休み集会
岡山大学医学部職員組合 矢田範夫
昼休み、岡山大学病院構内で集会を開きました。医学部生協食堂前に結集した職場と地域の仲間が、韓国民主労総ゼネスト連帯、安倍政権打倒を訴えました。
昨年私たちが暴露してきた岡山大学メディカルセンター構想(大学病院を持ち株会社化し県内の基幹6病院と経営統合するという学長の秘密構想)への反対の声が広がっています。これを必ず葬り去ろうという訴えに、教職員、学生、市民が足を止めました。新調した組合のぼり旗にも注目が寄せられました。
午後6時からは岡山駅前で街宣に取り組み、解雇撤回・契約社員制度廃止を訴える動労西日本の山田書記長を先頭にJR岡山支社へデモを行いました。また、自治労倉敷市職のメーデー集会が倉敷市真備支所庁舎前で行われ、百本敏昭委員長が組合員に「民主労総に続こう」と訴えました。
連合大阪集会で都構想反対
関西 岩渕慎次
大阪城公園で開かれた連合大阪メーデーに参加する労働者に「民主労総ゼネスト連帯!労組破壊の都構想絶対反対!」の大宣伝を行いました。
安倍と一体で、橋下・維新の会は「大阪都構想住民投票」を労働組合破壊の大攻撃として行っています。「大阪都構想」の核心は、3万5千人の市職労働者を全員解雇し、市職労組・市従労組を解体することです。しかし、絶対反対を掲げ国鉄闘争3労組陣形を先頭に橋下打倒を闘い抜いてきたことで「都構想」はすでに破綻寸前です。
このことを訴える『前進』、6・7国鉄集会タブロイド判、交流センタービラ、全国水平同盟ビラ、婦民新聞が次々と受け取られ、国鉄署名、星野署名が多数寄せられました。
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「マイナンバー制度」は国民総背番号制だ
群馬 伊藤成雄
今、「今年10月から各個人に12桁の番号が届きます」「来年(2016年)1月から、使用されます」という、総務相からのお知らせなるものがテレビやネットで流されています。このマイナンバー、総務省の調査でも7割以上の人が「知らない」という結果が出されています。
これは「市町村長がその市町村に住民票がある各個人に番号を割り振り、原則この番号は生涯変わらない」とされています。その情報は、戸籍から納税や口座とリンクすることで、携帯やパソコン、ナビの利用履歴まで網羅します。これは国民総背番号制のことではないですか?
国民総背番号制とは、政府が労働者・人民を統治し支配するための制度です。徴兵制にもつながる「国民総背番号制」という言葉を使うと反対されるので、「マイナンバーは国民生活に役立つもの」などとだましているだけです。「税・社会保障などの一体的運用に役に立ちます」もウソ。政府が酷税を労働者人民から搾り取るのに役立つだけです。それが「住基ネット」の時のような問題にもされずに、運用が始まろうとしています。
現在、安保国会と言われ、超重要な戦争法案がこれから審議されようとしている中で、マイナンバー制度はこれと一体の戦争体制です。
さらにまた、実際の運用は、公務員労働者をはじめ、窓口業務の労働者に殺人的な労働量を強要します。端末からサーバーまで莫大(ばくだい)な利権のかたまりがマイナンバー制度でもあります。
1971年秋、沖縄全島ゼネストにむかう日本列島を闘いの熱気で覆い尽くした社会的機運の中で発表された、石ノ森 章太郎原作版「仮面ライダー」最終話では、「10月計画」という、国民コード制(国民総背番号制)との闘いが仮面ライダーの最後の決戦として描かれます。
国鉄決戦を基軸としたゼネスト情勢を切り開いて、「10月マイナンバー絶対反対」の声を上げましょう。国民総背番号制反対!