新宿メーデー 〝闘う民主労総に続け〟 青年先頭にJR東本社へデモ
週刊『前進』06頁(2681号01面02)(2015/05/18)
新宿メーデー
〝闘う民主労総に続け〟
青年先頭にJR東本社へデモ
(写真 新宿駅前のJR東本社に向けて「事故の責任は会社にあるぞ!」「安全破壊の外注化反対!」と怒りのコール。青年を先頭に「ゼネストで安倍を倒そう」と訴えるデモ隊に注目が集まった【5月1日】)
5月1日、動労総連合、合同・一般労組全国協、全国労組交流センター、全学連の主催で新宿メーデーが開催された。韓国・民主労総のゼネストと連帯し、戦争・民営化と闘う労働者の国際的団結がうち固められた。(各地のメーデー6面)
午後1時、新宿の四谷区民ホールに闘う労働組合が続々と結集した。集会は東京西部ユニオンの奈良桃子青年部長と動労水戸の池田学執行委員の司会で始まり、全国協の吉本伸幸代表が「東京からゼネストを組織しよう」と開会を宣言した。
続いて東京西部ユニオン・北島邦彦副委員長が杉並区議選闘争を報告。「児童館全廃絶対反対を区民とともに闘った」と選挙闘争の画期的な意義を明らかにした。
「5・1メーデーアピール」を青年労働者が読み上げ、動労総連合を軸に地域の労組拠点を無数につくりだすことが確認された。アピールは満場の拍手で採択された。
動労総連合から6・7国鉄闘争全国集会への大結集が呼びかけられた。動労千葉の中村仁執行委員は、CTS(千葉鉄道サービス)の非正規労働者8人が新たに結集したことを報告。動労水戸の石井真一委員長は相次ぐJRの事故を弾劾した。続いて、この日、東日本環境アクセス本社への抗議行動に立った動労神奈川から中村幸夫委員長と桑原組合員が報告に立つと、会場から大きな拍手が起こった。
集会後、JR本社に向けてデモに出発。沿道から手を振る人や、不当解雇された青年労働者の飛び入り参加など、注目は昨年以上だった。この熱気を6・7集会の大結集へ! 全国で組織化にうって出よう!
(K)