安倍政権と真っ向対決 鈴木達夫さん
週刊『前進』06頁(2679号01面03)(2015/04/27)
安倍政権と真っ向対決
鈴木達夫さん
無数の区民と面談し、電話で話し、学生を先頭に街頭宣伝をやり、私たちは杉並区民2千人との団結の強化をかちとった。私たちの選挙闘争は、全世界人民の勝利に向けた大きな一歩です。
安倍はきのうオバマに会いに行ったが、米帝が安倍に70年前の敗戦を突きつける形で、日米帝の矛盾と衝突は激化している。そして安倍は、国債と株の大暴落の恐怖に心底おびえている。
沖縄と福島の怒りが煮えたぎり、日本全土で、「生きさせろ」「食わせろ」という怒りが増し、安倍を倒すためなら何でもやるという人たちがどんどん現れてきた。
その中でわれわれは、「どうやったら勝てるのか、ゼネストで勝つんだ」「北島必勝でゼネスト情勢を開こう」と訴えて闘った。韓国で27万の労働者がゼネストに決起した。アメリカでもEUでも、まさに全世界はゼネスト情勢です。
そしてこの杉並で、まだ不十分だがゼネストを実現する拠点建設の手がかりをつかんだ。それがこの間の鈴コン闘争、アメアパの闘いだった。
労組選対を鈴コン分会の吉本さんが担った。動労水戸は執行部を先頭に毎日交代で杉並に駆けつけ、電話かけに、街頭演説に決起した。ゼネストを実現できる労働者階級の指導部がここに形成されだした。
児童館問題では「民営化・外注化絶対反対」で2千人区民が決起した。
あらゆる勢力は、日本の参戦に対して翼賛に回っている。戦争には侵略戦争と自衛戦争の二つがあり、自衛戦争には賛成していいのか。そうじゃない! 今日における戦争はいかなる口実をもうけても、すべて帝国主義強盗同士の戦争なんだ。これを日本共産党に突きつけた。自国の参戦情勢に対して断固反対して、2千人の支持を得た。まったくすごい!
危機に立つ安倍を倒すために、5〜6月の闘いに出発しよう。法大デモから始まる明日の4・28沖縄闘争は、戦争賛成のイデオロギーをまき散らし学生の貧困化を進める今の大学を根本からつくり変える闘いです。そして6・15国会闘争、5月沖縄現地闘争、横浜での5・10入管集会、5・19現代の治安維持法に反対する集会。
何よりも6・7日比谷公会堂での国鉄集会は、当面する最大の結集点です。1階も2階もあふれさせよう。
情熱をたぎらせて、闘いを前に進めましょう。