２０１５年日誌　４月７日〜１３日
　国旗国歌、国立大に強要へ／ＪＲ貨物課長に収賄容疑

●自民、30年電源比率提言で原発２割　自民党は２０３０年の電源構成比率で、原発や石炭火力、水力、地熱の「ベースロード電源」を、現在の約４割から東日本大震災前の約６割に高める提言を安倍首相に提出した。原発は全体の２割の確保を主張。（７日）
●カーター米国防長官が来日　米国のカーター国防長官が来日し、中谷元防衛相、安倍首相とそれぞれ会談した。（８日）
●機雷除去、日本周辺以外も　日米両政府は、今月末に改定する「日米防衛協力のための指針」（ガイドライン）で、自衛隊による集団的自衛権行使を使った機雷除去を盛り込む方針を固めた。（９日）
●15年度当初予算が成立　政府の２０１５年度当初予算は、参院本会議で自民、公明両党などの賛成多数で可決され、成立した。予算総額は過去最大の96・３兆円となった。（９日）
●天皇、皇后がパラオ訪問　天皇、皇后が戦後70年にあたり、太平洋戦争の激戦地・パラオ共和国を訪問し、ペリリュー島での戦没者の慰霊碑を訪れた。（９日）
●ＪＡ全中・万歳会長が辞意　全国農業協同組合中央会の万歳章会長が辞意を表明した。任期を２年以上残し、８月の総会で正式に辞める見通し。（９日）
●国旗国歌、国立大に強要へ　安倍首相が参院予算委員会で、国立大学の入学式や卒業式での国旗掲揚、国歌斉唱について「正しく実施されるべきだ」と述べたのを受け、下村博文文部科学相は「適切な対応がとられるよう要請したい」と話した。（９日）
●東証一時２万円台　東京株式市場で、日経平均株価が約15年ぶりに一時、２万円台を回復。（10日）
●ＪＲ貨物課長に収賄容疑　物流施設の設備工事で便宜を図った見返りに業者から接待を受けたとして、警視庁はＪＲ貨物の事業開発本部開発部グループリーダーをＪＲ会社法の収賄容疑で逮捕した。電気設備会社「カナデン」の課長も同法の贈賄容疑で逮捕した。（10日）
●米・キューバが59年ぶり会談　オバマ米大統領とキューバのカストロ国家評議会議長が中米パナマで、１９５１年の国交断絶以来、両国の首脳として初めて会談した。（11日）
●10知事選で現職当選　統一地方選挙の前半戦が投開票された。10道県知事選ではすべて現職が当選し、与野党対決となった北海道、大分県知事選はいずれも与党系候補が当選した。投票率は大半の道府県議選で戦後最低を記録した。（12日）
●ＪＲ山手線で支柱倒壊　ＪＲ山手線の神田―秋葉原間で、架線を支える鋼鉄製の支柱が倒れ、ＪＲ東日本は山手線と京浜東北線の一部区間で９時間以上運転を見合わせた。（12日）
●クリントン、大統領選に出馬表明　来年11月の米大統領選に向けて、民主党のヒラリー・クリントン前国務長官が立候補を表明した。共和党からも立候補表明が相次いでいる。（13日）