Solidarity第11号発刊 労組建設の教訓が満載

週刊『前進』06頁(2675号05面04)(2015/03/30)


Solidarity第11号発刊
 労組建設の教訓が満載


 マルクス主義青年労働者同盟は昨年末、第11回大会を開催し、労働組合権力をめぐる最先端の攻防について白熱的な討議を行いました。大会基調、あいさつ、討論、大会総括などを収録した「大会報告・決定集」としてマル青労同機関誌『Solidarity(ソリダリティ)』第11号が発刊されました。
 「大会総括」で提起しているように、大会は、世界戦争・世界革命情勢に対応する「新たな労働者の党」の姿を示しました。①時代認識の根幹にかかわる問題として昨年末の衆院解散―総選挙を「労働者階級が安倍政権を倒した」ととらえたこと、②労組拠点建設と党・地区党建設をめぐる課題を具体的かつ豊かに論議したこと、③JRの青年労働者を先頭に「動労総連合を全国に」という組織方針で一致し、ただちに実践を開始したことが、大会の地平です。
 また『前進』連載の「闘いは進む―青年の職場から―」も掲載しています。最前線の現場からの熱気にあふれる報告です。
 学習講座は戸田研治同志執筆の「マルクス『資本論』第一章 商品」。労働学校での提起による本稿は、「マルクスは、『第一章 商品』を分析する中で、資本主義社会とは商品の交換価値を追い求める社会であり、それは資本家の私的な儲(もう)けが商品の交換価値として実現される社会であるということを明らかにしました」と明快に論じています。
 青年の組織化に活用しよう。
【マルクス主義青年労働者同盟編集、蒼星舎発行。140㌻、頒価600円】
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