2015年日誌 2月24日~3月2日 安倍内閣の金権腐敗が次々と/米韓合同軍事演習始まる
2015年日誌 2月24日~3月2日
安倍内閣の金権腐敗が次々と/米韓合同軍事演習始まる
●70年談話有識者懇談会が初会合 戦後70年の「安倍談話」を検討する、16人の有識者からなる「21世紀構想懇談会」の初会合が開かれた。首相は「未来志向」の論点を提示。8月までに答申をまとめる。座長は西室泰三・日本郵政社長。(25日)
●中間貯蔵施設に汚染土を受け入れ 福島第一原発事故で出た汚染土などを、福島県大熊、双葉両町に建設中の中間貯蔵施設に搬入することについて、内堀雅雄県知事と渡辺利綱・大熊町長、伊沢史朗・双葉町長が容認する考えを政府に伝えた。保管期限は30年。(25日)
●自民党改憲推進本部が再始動 自民党は衆院選後初めて党憲法改正推進本部の会合を開いた。緊急事態条項などで改定の前例をつくり、9条を改憲する「2段階」戦略が鮮明になった。来夏の参院選後の国会発議をめざし、改定項目を絞り込む。(26日)
●政府、自衛隊の邦人救出と船舶検査拡大を提案 政府は安保法制の与党協議で、自衛隊を派遣して海外でテロなどに巻き込まれた邦人を救出・奪還できるよう、自衛隊法を改定する考えを示した。また、自衛隊による民間船舶の検査活動を世界中で可能にするための法改定も提案。船長が承諾しなくても武器を使って強制的にできるようにすると説明した。(27日)
●高浜原発、京都府と関電が協定 京都府と関西電力は、高浜原発(福井県)についての原子力安全協定を結んだ。立地県以外では初。事故で停止後の運転再開の際などには、関電が事前説明する。ただし準備中の再稼働は対象外となる。(27日)
●ロシア、反政権指導者が射殺 ロシアのウクライナ介入に反対していた反政権指導者のボリス・ネムツォフ元第一首相がモスクワで射殺された。ウクライナへの軍事介入に反対するデモの2日前の深夜だった。(27日)
●安倍内閣の金権腐敗次々と 望月義夫・環境相と上川陽子・法相が補助金交付企業から献金を受けていたことが発覚。また下村博文・文科相は、塾経営者らで構成される後援会「博友会」が政治団体の届け出をせず、政治資金規正法に違反する可能性を野党に指摘された。(27日)
●常磐道が全線開通 福島第一原発事故により工事が遅れていた常磐自動車道が全線開通した。開通した浪江―常磐富岡間14・3㌔のうち8・8㌔は、放射線量が高く立ち入り禁止の帰還困難区域。(1日)
●米韓合同軍事演習が始まる 米韓は合同軍事演習「キー・リゾルヴ」を2〜13日、「フォール・イーグル」を2日〜4月24日の日程で始めた。北朝鮮は演習初日に短距離弾道弾ミサイルを日本海に向けて発射した。(2日)
●政府、自衛隊の邦人救出5例提示 政府は自民党安保法制整備推進本部の会合で、自衛隊の海外での邦人救出活動に当たるケースとして、ハイジャックや武装勢力による在外公館の乗っ取り、群衆に取り囲まれた場合など、5事例を示した。(2日)