東京西部 春闘勝利へ集会・デモ 国鉄・鈴コンに続こう
東京西部 春闘勝利へ集会・デモ
国鉄・鈴コンに続こう
2月21日、東京西部ユニオンが呼びかける15春闘行動は、夕方、杉並区・阿佐谷での「安倍たおせ」デモで始まった。西部ユニオン青年部のコールが街頭に響き渡った。沿道でビラと『前進』速報版が次々に手渡され、デモは注目の的だ。
デモ後、高円寺で集会を行った。「労働組合よみがえらせ戦争と民営化とめよう!児童館全廃阻止!国鉄闘争・鈴コン闘争に続こう!春闘団結集会」と銘打ち、50人が結集した。
司会は青年部。東京西部労組交流センターの自治体労働者が基調を提起した。提起は、昨年7・1集団的自衛権行使容認の閣議決定から現在の中東参戦・階級戦争について、「労働者は安倍の攻撃に負けていない。敵は国鉄闘争をつぶしきれないまま戦争に突っ込まなければならない危機的状況だ。労働者の反乱不可避の攻撃をせざるを得ない。国鉄分割・民営化以来の30年に及ぶ闘いがいかに決定的か」と、1985〜86年の動労千葉のスト当時のエピソードも交えて国鉄闘争全国運動の意義を強調した。
そして「参戦への回答は帝国主義を階級的団結で打倒すること。スターリン主義や『何もしない』で屈服する旧協会系などをのりこえて、現場の労働者一人ひとりを絶対に信頼し、その階級性に依拠して闘おう」と語り、JRダイ改阻止、国鉄・反原発・杉並区議選必勝を闘う春闘への決起を訴えた。
自己解放的な基調提起に応え十数人が発言。鈴コン分会の職場復帰以降の進撃と課題、労基法改悪との闘い、ユニオン各分会、自治体、動労千葉を支援する会、UAゼンセン組合員、星野闘争、NAZEN、水平同盟などが闘う決意を表明。
最後に、西部ユニオンの北島邦彦副委員長が「安倍の『戦後以来の大改革』はまったく展望がない。労働者を恐れている。職場から闘い安倍を倒そう。国鉄、3・11を闘い団結を拡大し、杉並区議選勝利をつかもう」とまとめを行った。
(東京西部ユニオン・Y)