金曜行動 次々と〝安倍辞めろ〟  全学連のビラに応援の声

週刊『前進』06頁(2669号05面04)(2015/02/16)


金曜行動
 次々と〝安倍辞めろ〟
  全学連のビラに応援の声

(写真 福島や首都圏から多くの人が参加し熱いコールを繰り返した【2月6日 首相官邸前】)
(写真 地下鉄出入り口で参加者に『前進』、ビラを手渡した。)

 2月6日、午後6時30分から首相官邸前、国会前で金曜行動が行われた。厳しい寒気を吹き飛ばして、参加者の「原発反対!」「安倍は辞めろ!」のコールが官邸に突き刺さった。参加した全学連の学生や百万人署名運動の仲間たちも「再稼働やめろ!」と、ともに声を張り上げた。
 官邸前でスピーチが始まった。福島県浪江町から参加した女性は「今、福島では〝中間貯蔵施設〟という名前の最終処分場が、土地の売却も進んでいないうちに造られようとしています。許すわけにはいきません!」と怒りを表明し、「原発反対! 再稼働反対!」と叫んだ。
 横浜市から参加した男性は「安倍首相! あなたには命の尊さへの認識がない。中東での人質もあなたの発言と行動で殺されたんだ。即刻辞めろ! 福島原発事故で困っている人を救え! 再稼働を許さない! 私たちはあきらめない!」と力を込めた。年配の男性は「安倍首相は『国民の命と安全を守ることは政府の責任』と言ったが、だったら原発の再稼働なんかあり得ない。多くの人が、政府と安倍が本当に国民の命を守るのか疑っている。原発をゼロにしろ。それが国民の声だ!」と結んだ。
 午後8時の行動終了後、全学連の学生らが『前進』とビラの配布を行った。『前進』は革共同の「声明」が掲載された第2666号など数十部、ビラも「3・11郡山現地へ!」と訴えるものなど100枚以上を配布した。若い学生の参加は反響を呼び、5千円のカンパも寄せられた。
(H)
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