自治労中央委員会 『前進』100部を配布 3・20全国ストを呼びかけ

週刊『前進』06頁(2668号03面03)(2015/02/09)


自治労中央委員会
 『前進』100部を配布
 3・20全国ストを呼びかけ

(写真 全国ストで闘おう! 労組交流センターの訴えと『前進』に参加者が大注目【1月29日 江東区】)

 安倍の中東侵略戦争参戦、民営化・賃金破壊と対決し、3・20全国スト方針を確立し闘おう! 1月29~30日、東京の江東区有明で自治労第148回中央委員会が開催され、初日の29日、労組交流センター自治体部会は、寒風を吹き飛ばす熱烈な訴えを行いました。
 「イスラム国壊滅」を叫んで「有志連合」に2億㌦の資金提供を行い、人質を見殺しにして参戦の表明と戦争法案成立に突進する日帝・安倍をどうして許せるか。戦争のための労組破壊と自治体丸ごと民営化、賃金破壊の「給与制度の総合的見直し」を許さず、全国一斉ストライキで闘おう! 自治体労働者部会のビラとアピールは、参加者の心に響き渡りました。
 多くの労働者が1・26国会行動の写真に注目し、歩きながらビラを読んでいきます。革共同の声明、「中東・欧州・全世界人民に訴える/大恐慌・戦争を革命へ」を掲載した『前進』にものすごい注目が集まり、用意した100部はたちまちなくなりました。労働者は誰しも大恐慌と戦争、日帝自身の参戦の情勢に対して、明確な指針と闘いの路線、現実の行動を求めているのです。
 自治労本部は、現場の闘いの機運に押されて、各単組に戦術判断をゆだねる形で「給与制度の総合的見直し」反対の3・20統一行動方針を出しました。しかし求められているのは、全国一斉ストです。13年4・26自治労全国ストが安倍の公務員賃金7・8%削減攻撃と激突し、多くの自治体でこれを実力阻止したように、戦争と民営化に絶対反対するストライキこそが労働組合の再生と「労働者が主人公の社会」をつくり出す突破口となるのです。それは「896自治体消滅」をふりかざして、戦争と一体の「地方創生」の大攻撃に出てきた安倍の新自由主義に立ち向かう全国の自治体労働者の思いです。
 桜井よしこによる自治労・日教組への攻撃は、階級的労働運動の爆発におびえる悲鳴であり、職場こそ最大の戦場です。産業報国会への道を拒否して、80万自治労は安倍打倒の全国ストに立とう。資本主義擁護の立場から安倍の進める民営化・非正規職化攻撃に全面協力する自治労本部を倒し、ストで闘う労働組合をつくり出そう。3・14ダイ改粉砕へストで闘う動労千葉に続き15春闘に総力決起しよう。
(K)
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