1・25 沖縄で革共同集会 国際連帯の新たな挑戦へ
週刊『前進』06頁(2667号03面03)(2015/02/02)
1・25 沖縄で革共同集会
国際連帯の新たな挑戦へ
(写真 昨年1年間の職場・キャンパスでの闘いの前進を確認し拠点建設へ闘う決意を固めた)
1月25日、沖縄県那覇市で35人の結集で革共同沖縄政治集会が大成功した。「1・20人質事件」「大恐慌と戦争」情勢を革命へ転化する闘いの先頭に沖縄の労働者階級が立つことを確認した。「『基地の島』から国際連帯の島へ」の新たな闘いが開始された。
連帯あいさつの最初に国鉄闘争全国運動・沖縄の呼びかけ人、崎浜秀俊さんが立った。山城信康同志の『前進』への寄稿文を紹介し、ともに1970年を闘ったことを語り、「戦争を進める安倍を青年労働者の闘いでくい止めよう。星野さんを取り戻そう」と呼びかけた。「とめよう戦争への道!百万人署名運動・沖縄の会」の金城幸男さんは、辺野古や高江の状況、コールセンターで解雇された青年労働者の現状などを語り、「泣き寝入りしたら政府の思うつぼ、力を合わせれば勝てる」と訴えた。
「沖縄万人(うまんちゅ)の力で星野さんを取り戻す会」の和田邦子さんは、今年の5・15闘争と一体で星野絵画展を開催し、100万署名を労働組合に持ち込む決意を語った。国鉄闘争全国運動の呼びかけ人で北中城村議の宮城盛光さんは、9月統一地方選での勝利を確認し、議会内外を貫いて民営化反対を闘っていると力強く報告した。
基調報告を沖縄県委員会の同志が行い、冒頭に革共同の緊急声明「中東・欧州・全世界人民に訴える」を確認した。昨年の闘いを総括し、今年の沖縄闘争を国際連帯闘争として闘うことを提起した。青年労働者と学生を先頭に拠点を建設しようと呼びかけた。
特別報告に立った天田三紀夫革共同書記長は、沖大自治会再建の勝利を確認し、国際連帯の闘いの重要性と沖縄の労働者の闘いは革共同の闘いと一体だと説いた。「拠点を拠点としてつくることに全力をあげ、『動労総連合を全国に』の闘いに勝利しよう。今年の5・15闘争を国際連帯闘争として闘おう」と訴えた。
弁護士の鈴木達夫さんが記念講演を行った。「沖縄の闘いは世界の労働運動の最先端。安倍の政治に人民の怒りは沸騰している。沖縄闘争の本来の姿を取り戻そう」と力強く訴えた。「沖縄こそ国際連帯の先頭に立ってきた。それは闘いの歴史が示している。69年2月4日、ゼネストが中止となったとき全軍労牧港青年部の仲田憲和さんと労働組合と政治闘争、労働組合とは何かを討論した。当時の全軍労(牧青)に労働組合のあるべき姿があった。『オール沖縄』をうち破り、階級的労働運動=国際連帯の力で勝利しよう」
決意表明は、昨年1年間の職場での階級的労働運動路線の実践が凝縮したものとなった。
NTT労働者は5・15から11月労働者集会に青年労働者を組織してきた闘いを語り、「『前進』を職場に持ち込み青年労働者を組織する」と述べた。基地労働者は「ストライキで自らの命を守る、8千の基地労働者を国際連帯闘争で組織する」と表明。JP労組の仲間は「世界戦争情勢の現実は職場にあるが労組指導部は何一つ闘おうとしない。分会―支部の組合権力を取りマル青労同を建設する」と述べた。さらに雇い止めされた沖縄南部一般合同労組・協同リネンサービス分会の高橋徳臣書記長とIJBS労組の仲宗根光洋書記長が階級的労働運動の拠点建設への決意を表明。最後にマル学同中核派とマル青労同の同志が拠点建設、国際連帯の新たな挑戦へ決意を述べた。
「ソリダリティ」とインターナショナル斉唱で締めくくった。