安保国会粉砕!安倍倒せ! 全学連先頭に怒りの緊急行動
安保国会粉砕!安倍倒せ!
全学連先頭に怒りの緊急行動
2015年の通常国会が召集された1月26日、とめよう戦争への道!百万人署名運動と全学連の共催で緊急国会前行動が呼びかけられ、およそ100人の労働者、学生、市民が集まった。
「戦争安保国会を粉砕するぞ!」「7・1閣議決定を撤回しろ!」「安倍政権を打倒するぞ!」――冒頭、全学連の坂野陽平書記長の音頭で力強いシュプレヒコールが国会にたたきつけられた。
続いて斎藤郁真委員長がマイクを握った。「私たちの目の前で戦争は始まっている。日本人人質事件は安倍戦争政治の結果であり、一切の責任は安倍にある。今、帝国主義の長年の中東支配への累積した怒りが爆発し、私たちがいかに生きるかが問われている。イラク石油労組の労働者は『イスラム国』の支配と闘い、イラク政府とも闘っている。1%の支配者に対して全世界の労働者民衆が立ち上がっている。全国の職場や大学キャンパスから団結して立ち上がり、戦争安保国会を粉砕しよう!」
1月22日に結成集会をかちとった「現代の治安維持法と闘う会」の仲間は、戦時下の治安弾圧を粉砕し、安保関連法案と一体の共謀罪新設を阻止する決意を表明した。
反戦の砦(とりで)=三里塚からは、全学連の現地行動隊の仲間が駆けつけ、戦争阻止・安倍打倒の闘いの先頭に三里塚闘争が立つと決意表明。
とめよう戦争への道!百万人署名運動事務局の川添順一さんは、この日、集団的自衛権反対・辺野古新基地建設阻止・改憲反対の署名約8万3700筆を安倍首相に提出することを報告。そして「安倍は昨日のNHK日曜討論で、『イスラム国』との戦争に自衛隊を出すために法改正を行うと主張し、併せて『戦後70年首相談話』で過去の侵略戦争を居直ることを宣言した」と暴露、「われわれは職場・キャンパスから戦争を阻止する新たな署名運動を開始する」とアピールした。
全国労組交流センターの仲間は「労働組合の第一の仕事は戦争反対を貫くことだ。今こそ戦争と民営化に対決する階級的労働運動を全国の職場でつくりだそう」と訴えた。介護職場で働くちば合同労組の青年労働者は「介護報酬を引き下げ、職場を破壊し、介護を必要としている人びとを殺す。この安倍政治こそ戦争を起こす元凶だ」と怒りを込めて弾劾した。
全国労組交流センターの飯田英貴事務局長は、「安倍は2億㌦の援助は人道支援だなどと言っているが、誰が信じるか。安倍はこの間、中東人民虐殺の空爆を支持し、パレスチナの住民を何十年も抑圧してきたイスラエルの首相と握手を交わした。そしてこの安保国会で戦争法をつくり、労働者の権利を破壊しようとしている。これに対する青年労働者の反乱が始まっている。安保国会を必ず粉砕しよう」と訴えた。
最後に斎藤郁真全学連委員長が「全国の職場・キャンパスで1〜3月決戦を闘い、3・11反原発福島行動に立とう。そして4〜6月の安保戦争国会粉砕決戦を闘い、6・15国会闘争を60年、70年安保闘争を上回る規模で爆発させ、安倍を打倒しよう」と訴え、行動をしめくくった。