国際労働運動 2月号 戦争・民営化と闘う中東労働者
週刊『前進』06頁(2666号06面03)(2015/01/26)
国際労働運動 2月号
戦争・民営化と闘う中東労働者
【特集】
フランスでの「シャルリー・エブド襲撃事件」を契機として欧米帝国主義諸国は中東への侵略戦争体制の全面的エスカレートに突進している。仏帝は原子力空母シャルル・ド・ゴールを中東に派遣することを決定し、英帝はバーレーンに新海軍基地を建設し、建造中の最新鋭空母2隻を中東に派遣しようとしている。
この攻撃は「テロとの戦い」を口実として自国の労働者階級を排外主義的に組織し、中東の労働者階級の革命を目指す闘いをたたき潰そうとする攻撃だ。
これに対し新自由主義政策の全面展開と対決して闘っている中東の労働者階級は、各国で新たな反撃の闘いを開始している。とりわけ民営化、外注化、非正規職化に対する労働組合を拠点とした闘いは、帝国主義の侵略戦争と各国の新自由主義政策に反撃する重要な闘いとして発展している。
今回の特集はイラク、エジプト、イラン、トルコの労働者階級の戦争と民営化政策との闘いを詳細に分析している。中東の労働者階級との国際連帯で中東侵略戦争を阻止しよう。
【ニューズ&レビュー】
▽韓国・民主労総の新執行部がスタート。「ゼネストを指導する」指導部として登場。
▽日米安保新ガイドライン絶対阻止の連載(下)。武力攻撃事態法案の続きと米軍再編、7・1閣議決定弾劾を軸に論述。
【マルクス主義学習講座】
ロシア革命を勝利させ、労働者国家を担った労働組合の役割を明らかにする。今回が最終回。