国鉄決戦で拠点建設と革命勝利へ 地方委員会から新年の決意(上) 安保・沖縄闘争と党の建設へ「オール沖縄」と対決し闘う 革共同沖縄県委員会

週刊『前進』06頁(2664号04面04)(2015/01/12)


国鉄決戦で拠点建設と革命勝利へ
 地方委員会から新年の決意(上)

 安保・沖縄闘争と党の建設へ「オール沖縄」と対決し闘う
 革共同沖縄県委員会


 全国の同志と『前進』読者のみなさんに沖縄県委員会の年頭のアピールを送ります。
 昨年の闘いは偉大な勝利を切り開いた。とりわけ11月全国労働者集会の大結集と衆院選決戦は、日本における「1917年」をたぐり寄せる闘いとして打ち抜かれた。世界大恐慌と戦争をプロレタリア世界革命に転化するために、2015年の闘いを〈国鉄・反原発・安保〉決戦として大爆発させよう。この決戦のまっただ中で動労総連合を全国に建設し、無数の労組拠点を建設しよう。
 2015年の沖縄闘争=安保・沖縄闘争の勝利の道筋は、2014年の沖縄の労働者階級の新たな反乱の開始と、われわれの現代革命への新たな挑戦の開始との交差の中からつかみ取ることができる。「復帰」以来の四十数年間の「沖縄振興策」(基地と振興策による労働組合破壊・団結破壊の攻撃)に対して「基地も振興策も拒否する」という、「基地の島」「非正規職の島」との根底的な対決がついに開始された。1月名護市長選から9月統一地方選、そして11月県知事選から12月衆院選と、沖縄の労働者階級は日帝・新自由主義・安倍政権に大打撃を与えて打倒した。われわれに求められている飛躍は何か? この日本の労働者階級の怒りの総反乱をプロレタリア世界革命の勝利まで闘い抜く労組拠点の建設として結実させることである。
 2015年の沖縄闘争=安保・沖縄闘争の第一の課題は、JRのとりわけ平成採の青年労働者を先頭として動労総連合の建設に沖縄の労働者が先頭で決起し、勝利することだ。沖縄闘争=安保・沖縄闘争の前進とその勝利は、国鉄決戦の前進・勝利と一体だ。そして動労総連合の建設に勝利するためにも、沖縄闘争=安保・沖縄闘争の爆発を実現しよう。
 第二の課題は、沖縄の労働者階級の新たな反乱に勝利するために、沖縄における拠点労組建設に勝利することだ。日本IBM・ビジネスサービス労働組合の解雇撤回闘争を切っ先に、NTT、全駐労、郵政、そしてすべての産別と職場・地域に新自由主義=「民営化・外注化、非正規職化」と闘う動労千葉派=階級的労働運動派の拠点をうち立てていこう。また、沖縄大学学生自治会を沖大生と全沖縄の学生の新自由主義と闘う拠点としてうち固めよう。
 第三の課題は、国際連帯闘争の新たな地平を切り開くために断固として総決起することだ。世界大恐慌の世界戦争への転化の最大の焦点は東アジアだ。今こそ「沖縄を『基地の島』から国際連帯の島へ」を実現していこう。
 第四の課題は、辺野古への新基地建設阻止の闘いの先頭に青年労働者と学生の闘う隊列を登場させるために拠点建設に勝利することだ。青年労働者と学生を先頭に2015年の5・15闘争を闘おう。
 さらに2015年こそ星野同志奪還の闘いを大きくつくり出そう。また三里塚反対同盟と沖縄を結ぶ新たな闘いを全国農民会議を先頭につくり出そう。何よりも4年目の「3・11」を福島と連帯して闘おう。沖縄は福島との血盟をかけてどこまでもともに闘い抜く。
 第五の課題は、これらの闘いの核心をなす、「オール沖縄」と対決する闘う労働者党を建設することである。「オール沖縄」を唱和する体制内指導部は、新自由主義攻撃と闘えずそれに屈服してきた。またこのことを隠しあいまいにすることで、沖縄の労働者の階級意識を解体しようとしてきた。しかし、新自由主義的帝国主義と闘い勝利できるのは労働者の団結した闘い、すなわち労働組合の闘いであり、マルクス主義で武装した労働者党だけである。
 沖縄の労働者階級の新たな反乱の勝利のために、新自由主義と闘う沖縄の労働者階級の最大最高の団結形態として革共同沖縄県委員会を建設する。
 沖縄の青年労働者と学生は、沖縄の未来を自らの手に奪い返すために今こそマル青労同とマル学同中核派に結集しよう。そして革共同沖縄県委員会建設の先頭に立とう。

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