国鉄決戦で拠点建設と革命勝利へ 地方委員会から新年の決意(上) 動労総連合と無数の拠点を建設し新自由主義うち倒す 革共同関西地方委員会

週刊『前進』06頁(2664号04面01)(2015/01/12)


国鉄決戦で拠点建設と革命勝利へ
 地方委員会から新年の決意(上)

 動労総連合と無数の拠点を建設し新自由主義うち倒す
 革共同関西地方委員会

(写真 「植木団地守れ!」―昨年11月30日、全国から290人が決起【大阪・高槻市】)


 「大恐慌・戦争を国鉄決戦でプロレタリア世界革命へ」の大号令が発せられた。「恐慌の中の恐慌」への突入は、ウクライナ、イラク・シリア、東アジアを焦点に世界戦争情勢を切迫させると同時に、全世界の労働者階級に食べることも、住むことも、生きていくこともできなくさせている。革命情勢が急速に成熟している。社会の真の主人公としての労働者階級が団結を取り戻し、2010年代中期階級決戦の爆発で新自由主義的帝国主義を打倒し、プロレタリア世界革命を実現しよう。
 「動労総連合を全国に」は国鉄決戦―プロレタリア革命勝利を導くスローガンである。国鉄分割・民営化決戦以来闘われてきた動労千葉・動労水戸を先頭とする階級的労働運動が労働運動のヘゲモニーを握るための方針だ。すでに青年労働者の結集の旗として掲げられていることは決定的だ。党と労働組合の一体的建設の路線のもと動労総連合を全国に建設し、階級的労働運動の力でプロレタリア革命を実現しよう。
 12月衆院選決戦は、国鉄決戦を基軸とする階級的労働運動、「動労総連合を全国に」の闘いとして闘われ、大勝利した。鈴木たつお候補への1万6981票は、全国の労働者が階級的労働運動に展望と未来を見いだして大結集する情勢が来たことを示している。また「新しい労働者の政党をつくろう」という訴えはすべての労働者の心をつかんでいる。この革命的選挙闘争を武器に首都―全国に動労総連合と労働組合拠点を建設しよう。
 国鉄決戦と一体のものとして公務員大決戦に突入し、4大産別に無数の拠点を建設しよう。新自由主義の崩壊は体制内党派の崩壊である。労働者階級の中に細胞を強く広く建設し、職場支配権を奪還しよう。その一切の鍵は、時代認識と路線を巡って討論し、実践し、総括していくあり方の確立である。
 日帝・安倍と新自由主義的帝国主義は大恐慌のもと、戦争・改憲、民営化・外注化・非正規職化に絶望的に突き進む以外にない。これに対し労働者階級人民は、帝国主義打倒=プロレタリア革命戦略を貫き実践することによってのみ自己解放への道を進むことが可能となる。2014年の闘いはこのことをはっきりさせた。この路線のもとで全戦線の課題に挑戦し、勝利しよう。
 昨年、全国水平同盟の闘いが西郡闘争を根拠地にして高槻・植木団地闘争へと発展した。大恐慌と戦争の時代は労働者階級の根底的決起の時代である。プロレタリア独裁とソビエト権力を通じて無階級社会=共産主義社会は建設される。資本主義・帝国主義による人民分断支配を打ち砕くことをぬきに労働者階級の階級形成も、プロレタリア革命も、プロレタリア独裁も実現することはできない。資本主義によってじゅうりんされ、奪われてきた労働者階級が怒りを解き放ち、階級的に団結する闘いに全力で挑戦しよう。
 学生運動こそ労働者階級の希望だ。昨年の法大・京大闘争は、高槻・植木団地をはじめ全国の労働者階級を鼓舞激励した。300万学生は国鉄・反原発・安保決戦に総決起し、日帝・安倍打倒の闘いの先頭に立とう。
 労働者階級が星野闘争を自らを解放する闘いとしてつかみとったことは決定的だ。100万人署名を集め、2015年を星野同志を奪還する年としよう。
 10年を超えて闘われてきた動労千葉の国際連帯事業は昨年、偉大な地平を切り開いた。韓米の闘う労働組合が動労千葉をはじめ日本の国鉄決戦の教訓を武器に闘い、目覚ましい戦略的大前進をかちとっている。この韓米の階級的労働運動との結合・連帯をてこに日本の階級的労働運動を前進させよう。
 密集せる反動・反革命を打ち砕くことができることを橋下打倒闘争が証明している。階級的労働運動の拠点を無数につくり出し、新しい労働者の政党として強大な革共同を建設する。関西地方委員会はこの闘いの先頭に立つことを新年の決意とします。

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