国鉄を基軸に1〜3月決戦を闘う 動労総連合1千人建設を成し遂げ安倍・葛西倒す 革共同関東地方委員会
国鉄を基軸に1〜3月決戦を闘う
動労総連合1千人建設を成し遂げ安倍・葛西倒す
革共同関東地方委員会
関東地方委員会は、2010年代中期階級決戦の爆発でプロレタリア世界革命をかちとる決意に燃えて、2015年決戦に意気軒高と突入した。
2015年は、世界大恐慌が「恐慌の中の恐慌」として全面的に爆発するとともに、戦争・世界戦争情勢を激しく進行させていく。同時に、反帝国主義・反スターリン主義プロレタリア世界革命に向かって、全世界の労働者人民が嵐のように決起する年である。その中で、東アジアでの戦争危機をあおり、絶望的な侵略戦争に突き進む日帝・安倍政権を打倒することが世界革命をめぐる最大の焦点となっている。日本階級闘争のもつ大きさを自覚し、動労総連合1千人建設を先頭に労働組合の拠点建設と強固な地区党を建設してプロレタリア革命に絶対に勝利する。
関東地方委員会は、3全総以来の党と労働組合の一体的建設の連綿たる闘いの蓄積を土台として、大恐慌・戦争を世界革命に転化するために、労働組合の拠点建設と一体で、新しい労働者の政党をつくる闘いの最先頭に立つ。以下、関東地方委員会の2015年決戦を闘う決意を明らかにしたい。
3・14ダイ改との重大決戦
第一に、動労千葉・動労水戸・動労連帯高崎と固く団結して、動労総連合1千人建設の最先頭で闘うことである。国鉄決戦は1〜3月が大決戦だ。一つに、国鉄1047名解雇撤回闘争の最高裁判決情勢との対決だ。解雇撤回10万筆署名を貫徹し、2・15国鉄集会の大結集をかちとろう。
二つに、3月ダイヤ「改正」攻撃との対決だ。JR東日本の3・14ダイ改は、JR体制の全面的再編攻撃だ。
JR東日本は3・14ダイ改で、外房線、内房線、総武本線の特急電車を全面的に廃止・削減し、ローカル線を全面的に切り捨てようとしている。これに対して、沿線自治体である館山市や銚子市、成田市などから撤回の決議や要望書が上がっている。
また、「上野東京ライン」開業に伴い高崎線と宇都宮線が東海道線と相互直通運転となり、常磐線も品川駅まで直通運転となる。これに伴う車両基地の統廃合や労働強化、さらには大量退職を逆手にとった全面外注化攻撃を絶対に許さず、反合理化・運転保安闘争で闘おう。
三つに、JR貨物の大合理化・賃下げ攻撃との対決だ。貨物賃下げ攻撃は国鉄分割・民営化の大破綻の結果だ。15春闘の最先頭にJR貨物での賃金闘争をおし上げ、大幅賃上げをかちとろう。青年労働者の未来を奪うライフサイクル粉砕へ、青年労働者の怒りの決起をかちとろう。
JR資本との闘いこそ、安倍・葛西体制を打倒する最大の決戦だ。関東地方委員会の全同志が国鉄決戦に総決起し、動労千葉・動労水戸・動労連帯高崎の組織拡大をともに闘おう。動労総連合1千人建設に勝利し、国鉄労働運動の主流派へ飛躍しよう。
公務員決戦の爆発かちとれ
第二に、公務員決戦の大爆発をかちとり、革命的な労組権力を打ち立てることである。教労においては三浦半島地区教組で、革命的な執行権力を不退転の決意をもって打ち立てよう。自治体においては加須、越谷、横浜、習志野で革命的な執行権力を圧倒的に確立しよう。郵政においては郵政非正規ユニオンの組織化や労組執行権力をかちとる闘いに打って出よう。
安倍は、日教組や自治労が革命的に再生し、労働者人民の怒りの結集軸になることを死ぬほど恐れている。あらゆる体制内指導部が破産し展望を失い、組合員の怒りと弾劾の対象になっている。国鉄(JR)、教労、自治体、郵政の4大産別を先頭に全産別で、階級的労働運動派が労働組合の執行権力を取ろう。
第三に、関東全県の合同・一般労組を交通・運輸労組の闘いを最先頭にしてそれぞれ3けた規模で建設することである。
3月年度末に向かって倒産・解雇・雇い止め攻撃が激化している。新自由主義による大失業や実質賃金低下の恒常化は、労働者人民を生きていけない状態にたたき込んでいる。労働者の怒りを合同労組運動へ大胆に組織し、労組拠点を打ち立てよう。「官製春闘」をぶっ飛ばして、ストライキで大幅賃上げをかちとろう。非正規職撤廃へ闘おう。
『前進』1万人読者網建設へ
第四に、労組拠点と新しい労働者の政党をつくるためにも『前進』を縦横無尽に活用し、1万人の『前進』読者網建設の最先頭で闘うことである。プロレタリア革命に勝利し、「労働者が主人公の新しい社会」をつくることが今や全人民の欲求となっている。革命を真っ向から訴える『前進』が求められている。機関紙活動を党活動の中心中の中心にすえて、全同志の職場で毎週数十部の『前進』を職場の仲間に配布する関係をつくり出そう。
JR東日本が福島帰還強制の先兵になることを絶対に許さず、福島原発事故から4年の3・11郡山闘争に総決起しよう。市東さんの農地死守へ、3月三里塚決戦を闘おう。4月統一地方選挙闘争に圧倒的に勝利し、5〜6月安保・戦争国会を労働者の未来をかけた大決戦として闘おう。
関東全県に星野救援会を結成し、15年前半決戦の大爆発と労組拠点建設の大前進をもって、今年こそ獄中40年の星野文昭同志を何が何でも奪還する決意だ。