衆院選総括集会 鈴木弁護士「労働者が天下とる」 4月杉並区議選勝利へ団結
衆院選総括集会
鈴木弁護士「労働者が天下とる」
4月杉並区議選勝利へ団結
12月15日夜、衆院選に立候補し1万6981票を獲得した鈴木たつおさんの事務所(杉並区荻窪)で選挙戦の総括集会が行われた。12日間の激闘をともに闘い抜いた250人の仲間が集まり、感動的な選挙戦を振り返りつつ、2015年決戦勝利への共同の決意を打ち固めた。
「選挙戦は大勝利した! 杉並で革命を真っ向から提起して獲得した1万7千票は、革命の時代の新たな橋頭堡(きょうとうほ)を築きました」――司会を務めた青年労働者が高らかに勝利宣言を発すると、会場から大きな拍手と歓声がわき起こった。
そして鈴木弁護士が朗らかな笑顔でマイクを握り、集まった人びとに向けて勝利感あふれる力強い総括提起を行った(要旨2面)。「最終日の1千人集会までやりぬいて、私たちは勝利の地平に達した。これまで社民党、民主党、共産党に入れるほかなかった人びとを確実に獲得し、この杉並の地で闘い続けてきた人びととも合流できた。1万7千票とはそういうことです」「自民党が291議席を取り、議会はレーニンがいうところの『おしゃべり小屋』になりさがった。怒りが満ちあふれています。だからこそ『動労総連合を全国に!』であり、『おしゃべり小屋ではなく労働者の団結に権力をよこせ!』ということが最も現実的で、説得力をもつ時代です。新しい労働者の政党の形成と階級的労働運動をまっしぐらに前進させましょう。労働者が天下をとる、その道に意気揚々と進みましょう!」――確信に満ちた鈴木弁護士の総括に会場全体が大きな拍手で応え、思いを一つにした。
続いて、街頭宣伝を中心で担った学生の仲間が発言。「本当に深いところで労働者民衆の怒りと結合した。『前進』を12日間で1266部配り、ビラは告示日から7万枚まいた。さらに主流派・多数派になることをかけて15年決戦をともに闘いましょう」
労組選対本部長を担った東京労組交流センターの小泉義秀事務局長は、「区内の児童館、保育園など三百数十カ所を全部、さらに100労組を回った。杉並の労働者に鈴木さんの主張がガンガン入った」と報告。
東京西部ユニオン副委員長・元杉並区議の北島邦彦さんは、「来年通常国会は安保・戦争国会です。私は2月国鉄集会から3・11福島へ全力で闘い、4月の統一地方選に絶対に勝利します」と鮮烈に決意を表明した。
杉並区民からの発言を受けた後、福島から駆けつけて連日応援演説に立った椎名千恵子さんがマイクを握り、「福島の天敵(=石原伸晃)をやっつけました! 来年の3・11は、橋本光一さん(国労郡山工場支部)が実行委員長です。しっかり階級的労働運動を立てる時です」と訴えた。
最後に、全学連の斎藤郁真委員長が「すばらしい選挙戦でかちとったこの1万7千票を大きなステップに、来年は動労総連合を全国に! 新しい労働者の政党をつくろう!」とアピールし、「団結ガンバロー」で集会を締めくくった。