団結ひろば 投稿コーナー
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「戦争反対だから応援する」と子どもたち 全学連 中村絵里
鈴木たつお候補の宣伝カーで回っています。
選挙中盤戦の7日、麻生財務相が「子どもを産まないのが問題」「利益が出ないのはよほど運が悪いか、経営者に能力がないかだ」と発言しました。絶対に許せません。
怒りがわいて宣伝カーのウグイスにも力が入ります。「だれも支持していない自民党、だれも恩恵を受けていないアベノミクス、こんな自民党が300議席なんて絶対に許せない! 自民党をぶっとばす大反乱を杉並から起こしましょう!」と呼びかけると、すごい反応です。「安倍倒せ! 石原落とせ!」の怒りが充満しています。
子どもたちの反応もすごいです。M団地前でスポット演説をやった時、宣伝カーが到着するとすぐに団地の中から小学校4年の男の子たち3人が元気よく手を振りながら飛び出してきました。
「応援してます!」と支持表明。「戦争反対だから応援する」と一人。もう一人は「消費税反対だから応援する」。鈴木候補の演説を最後まで聞いた3人は鈴木候補と熱い握手。「お母さんに鈴木さんに入れてと頼んでね」と念を押しました。
すると今度は、女の子が飛び出して来て「お母さんにビラをもらってきてって言われたの」。
翌日、O団地では、ランドセルを背負って下校中の小学生たちが宣伝カーとともに走って「戦争はんたーい!」「投票しまーす!」と手を振ってくれました。
子どもたちが「再稼働反対デモ」ごっこをしていたり、体育の授業中の小学生たちがクラスごと手を振ってくれたり。
子どもたちの決起に鈴木候補への家族丸ごとの支持が見えてきます!
団結を拡大しましょう。
宮本同志の決意書を読み胸が熱くなった 全学連 神崎邦明
12月1日の『前進』に掲載された宮本同志の決意書を読み、胸が熱くなった。
というのは、私もまた似たような経緯で党に結集したからである。宮本同志と違い、私はまだ労働者ではないが、想(おも)いは同じなのではないかと思う。
高校生になったとき、今の日本や世界を変えるために自分にできることはないかと思っていたところ、革共同の存在を知った。私もまた宮本同志のように、自分の想いをつづった1通の手紙を革共同に送ったが、自分のような人間がいることを知ってくれればそれでいいと思っていた。しかし、革共同の人がわざわざ会いに来てくれて議論を交わし、今に至る。
何が言いたいのか。つまり、革共同が持つ「時代認識と路線」は、あらゆる人びとを獲得できるだけの力を持っているということだ。ちゃんと面と向かって議論し、団結と信頼を日々つくっていくという作業は、けっして日本共産党などではできない。歴史のなかで数多くの闘いを闘ってきた革共同だからこそできることである。
宮本同志が言うように、「今、革共同は私の目の前に存在している」のだ。宮本同志の決意書を読み、「やはり革共同だけが真の労働者の党になり得る。革共同は本気で革命をやろうと思っているのだ」と確信する今日である。
11・29シンポに参加し市東さん発言に感動 東京 高村宏信
11月29日、「市東さんの農地取り上げに反対する会」が主催するシンポジウムが成田市で開かれた。この日は、星野全国集会と重なってしまい、私は星野文昭さん解放の思いを胸に、反対する会の会員としてシンポに参加した。
今回のテーマは、「検証・成田空港と住民の暮らし――厚木飛行差し止め判決から見た成田の現実」で、詳しいデータに基づき、騒音問題から三里塚をとらえる報告があり、よかった。
市東孝雄さんの発言が圧巻だった。(写真)
「私の農地裁判は、現在東京高裁で控訴審の段階です。その農地は、祖父、父、私と3代で百年近く耕してきたものです。そして二十数年、完全無農薬でやってきた畑です。〝上の土をもっていけば、よそに移っても農業を続けられるだろう〟という人もいますが、そんなことはありません。よその土と混ざれば、無農薬の畑ではなくなります。空港会社は、〝反対する者は追い出してやる〟と私に迫っていますが、これは私だけの問題ではない。頭上40㍍の騒音のもとで暮らしている東峰部落の人もいます。空港周辺では5600軒以上の民家があります。24時間空港にされたら、一層ひどい騒音に苦しめられます。私にとって土地は命であり、奪われることは死を意味します。皆さんのお力を借りて、私はこの地でがんばって農業を続けます」
感動的だ。
ところがちょうど同じ時期、「三里塚に生きる」という映画が渋谷で上映されていたので、先日見に行って驚いた。
「成田空港建設反対闘争を、当事者である成田市三里塚の人びとの証言から描いたドキュメンタリー」と銘打っているが、現在、農地死守で闘っている市東さんがまったく出てこないのだ。「歴史の記憶から消されようとする三里塚闘争の現在を記録する」というが、そこになぜ市東さんの闘いがないのか。恐るべき歴史の偽造と、現にある闘いへの無視・抹殺に言葉を失った。
われわれの闘いのなかで、こうした現実をひっくり返さなければならない、と強く感じた。