東北大自治会選挙に勝利 さわだ統一候補が信任〝安倍政治にトドメを〟と訴え
東北大自治会選挙に勝利
さわだ統一候補が信任〝安倍政治にトドメを〟と訴え
11月25〜28日に行われた東北大学学生自治会執行部選挙で、全学連副委員長・澤田光司君(工学部2年)を先頭とする3人の統一候補が、総投票数725票のうち394票の信任票を得て、晴れて新執行部として信任されました! 私たちは今回の選挙を、〝京大ポポロ事件〟によって生み出された学生運動高揚の機運を全国大学に波及させるための突破口と位置づけて闘い、全国大学の仲間の応援も得て、東北大生の団結を強固にうち固めることができました。
さわだ統一候補は、「安倍政治にトドメを!大学の戦争協力阻止! 京大生のように闘う団結をつくろう!」をスローガンに掲げて立候補しました。「11・21衆院解散―総選挙情勢をいかにとらえるか」ということを軸に、時代認識を真っ向から全学生に提起し、大学と社会を変えるための路線は「京大生のように学生自治会のもとに団結して闘うことにある」と訴えました。
多くの東北大生が選挙を担う
今年は例年よりも一日ごとの投票数が多かったのですが、それは多くの東北大生が選挙活動を主体的に担ったことによって実現されました。この秋初めて私たちと話した学生や、これまで付かず離れずの関係で学生自治会運動とかかわっていた学生が、今回の選挙を通してほかの学生に学生自治会運動への参加を呼びかける行動に一歩踏み出しました!
それと一体で、多くの学生から「学生自治会というものをどうとらえたらいいのか?」「安倍に反対なのは分かるが、その後どうしたいと考えているのか?」と問いかけがなされました。
サークル棟改修計画判明に怒り
また、サークルからは東北大当局への不満や怒りの声が次々と寄せられました。
この間、東北大当局はサークル棟の暖房を例年通りに導入しないという権利破壊に踏み込んできましたが、さらに大規模改修を計画していることが選挙期間中に明らかとなりました。しかも、こうしたことが学生に説明もされないまま進められているのです。
サークル棟を回ると「学生をなめきっている」「サークル仮棟を更地(さらち)にするために外堀を埋めてきているようにしか思えない」などと、普段私たちが口にしているようなことが、学生から口々に語られました。
自治会の活動に次々と熱い反応
今夏今秋の大焦点となった明善寮生との結合も生み出されました。
話になった明善寮生は「退寮決定に対して学生自治会がビラを出していて、それからビラをよく読むようになった」「具体的な政治問題というよりも活動をしている人たちに興味を持っている。色々な問題についてしっかりと考えて行動していることがスゴイと思う」と語ってくれました。
総じて、これまでの学生自治会の活動が間違いなく学生の思いと結合していることを東北大生が確信させてくれる選挙闘争であったと言えます。この勝利を引っさげ、私たちも全国の仲間とともに衆院選決戦勝利のために、東京8区・鈴木たつおさんのもとにただちに駆けつけます!
(東北大学・M)
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開票結果
総投票数 725票
信任 394票
不信任 182票
白票 117票
無効 32票