〝再稼働は絶対反対〟
　11月21日　反原発金曜行動
　追いつめられ安倍が衆院解散

　11月21日、川内原発再稼働強行をたくらむ安倍政権を徹底的に弾劾する金曜行動が、首相官邸前、国会前で行われた。
　官邸前では横浜から参加した男性が「安倍首相！　福島原発事故は収束していない！　汚染水は止まっていない。いまだに13万人が仮設住宅などで苦労している。たくさんの人が事故の影響で亡くなった！」と心底から怒りを発し、「それなのに原発を再稼働しようとしている。あなたには衆院を解散する権利はない。やることはただひとつ、今までの悪政を国民にわび、総辞職することだ。安倍政権への批判が高まり、とくに原発政策への私たちの追及に困り果てて解散したのではないのか。私たちは、この選挙を受けて立つ。今の国会は、国民の〝原発ゼロ〟の声を反映していない。反映しない小選挙区制は撤廃すべきだ。原発推進議員は落選してもらう。それが国民の声だ！」と言い切った。
　毎回参加している女性
は「安倍首相！　原発再稼働は絶対反対です！　新聞に『凍土壁の工事が失敗して汚染水が止まらない。コンクリートを詰める』と書かれていました。原発なんか造ってはいけないことがまだ分からないんですか。まだ原発を再稼働しようと思っているんですか！　川内原発で事故が起こったら、偏西風に乗って放射能が全国に降り注いでしまう。そんなこわい原発は一日も早くやめてください！」と叫んだ。
　国会前では中年の女性が「安倍政権が進めている原発再稼働や〝積極的平和主義〟に対抗するには〝いのち目線〟が大事だと思います。原発でつくられる電気は人の命と引き換えの電気です。集団的自衛権で獲得してくる原油も人の命と引き換えです。安倍政権が命を粗末にするなら、私たちはいのち目線の運動を進める。これからもいのち目線に立って安倍政権と闘っていきましょう！」と呼びかけた。
（Ｈ）