韓国C&M 解雇撤回闘争 3国で抗議行動 〝109人を原職に戻せ〟
韓国C&M 解雇撤回闘争
3国で抗議行動
〝109人を原職に戻せ〟
11月18日、ソウル・香港・東京で投機資本MBKパートナーズに対する3国同時の抗議行動が闘われた。MBKは韓国のC&Mの大株主であり、希望連帯労組C&Mケーブル放送非正規支部の労働者109人を雇用継承せず解雇した張本人だ。
希望連帯労組C&M支部がMBKパートナーズが入っているソウル・光化門のファイナンスビルディング前で籠城(ろうじょう)を始めてから134日、2人の組合員が高空籠城して1週間だ。
ソウルでは、午前11時、籠城現場で記者会見とMBK社長との面談要求伝達行動が行われた。
希望連帯労組C&M支部を始め、民主労総のシンスンチョル委員長、民主労総ソウル本部イヒョンチョル職務代理など、各界・各層から約200人が集まった。見上げれば、そこに高空籠城中の2人の姿が見える。
キムジンギュC&M支部長は「C&M正規職は、私たちみんなが(籠城中の)カンソンドクだ、イムジョングンだという気持ちで今日正午、ストライキに突入する」と宣言し、「間接雇用労働者109人の大量解雇と、それ以降のすべての事態にMBKパートナーズが責任を負わなければならない」と追及した。
高空籠城を続ける2人も勝利まで闘う決意を明らかにした。カンソンドクさんは11月集会に来日した同志の一人だ。
同時刻、香港と日本でもMBK資本に対する抗議行動が行われていることが紹介された。
国際連帯の力で
東京では午前11時半、赤坂にあるMBKパートナーズ東京事務所前に動労千葉の川崎昌浩執行委員を先頭に東京労組交流センター、なんぶユニオン、東京東部ユニオン、八王子合同労組、全学連など17人が集まった。
応対した秘書に解雇撤回・原職復帰を要求する申入書を手渡した後、社前で情宣活動を行い、「国際連帯で勝利まで闘うぞ!」と声をあげた。