衆院選勝利へ！革命の時代を引き寄せる圧倒的なカンパを

　すべての労働者、学生、市民のみなさん。『前進』読者のみなさん。11・２労働者集会の大成功は安倍を衆院解散―総選挙に追い込み、安倍政権は崩壊を始めました。12月総選挙決戦に総決起し、安倍を完全に打倒しましょう。そのためのカンパを訴えます。
●12月衆院選決戦に突入した
　７〜９月期の実質ＧＤＰは前期比０・４％減（年率換算で１・６％減）と２期連続マイナス成長となり、日帝経済は大恐慌下の大不況に突入しました。日銀・黒田は追加金融緩和でアベノミクスの崩壊をごまかそうとしていますが無駄です。もはや安倍のブレーンでさえ、さじを投げる状況です。
　安倍政権は、閣僚の辞任＝打倒に続き、経済も外交もすべて破産しています。「成長戦略の目玉」であった労働者派遣法の改悪も破産しています。沖縄県知事選では「辺野古新基地建設を絶対許さない」という沖縄県民の固い意志が示され、安倍政権は大打撃を受けています。
　戦争か革命か。一切は階級的労働運動をめぐる攻防にかかっています。その決戦が衆院選にせり上がりました。
　安倍への怒りは地に満ちています。労働者階級の圧倒的多数は、議会に何の期待もしていません。安倍が支持されていないことは、自民党自身が知っています。
　革共同は階級的労働運動の力で安倍打倒の総決起をつくり出すために、衆院選決戦を全力で戦います。この選挙は労働者の団結を訴え、労働組合の拠点をつくる闘いです。それが世の中を根底からひっくり返す力です。２０１０年代中期決戦の正念場に挑むため、圧倒的なカンパを訴えます。
●学生運動大爆発の始まり
　日本帝国主義は、革共同と労働者階級の闘いに追いつめられ、特定秘密保護法の施行や、「国際テロリスト財産凍結法」など新たな破防法攻撃を狙っています。しかし、京都大学での公安刑事摘発の大勝利と責任追及の闘いは、労働者・学生の団結があれば必ず勝利できる展望を示しています。
　11・２労働者集会後の銀座デモに参加していた３人の学生への不当逮捕に怒りを爆発させ、学生がキャンパスで立ち上がる中、４日に京大で学生の行動を監視していた公安刑事を摘発する大勝利がかちとられ、そのニュースが全国にとどろきました。そして７日の時計台クスノキ前での同学会中執の記者会見、12日の京大緊急行動と巨大な怒りが爆発しています。
　３学生の釈放を絶対にかちとり、京大決戦に勝利するためのカンパを訴えます。
●国鉄決戦に絶対勝利する
　解雇撤回・職場復帰をかちとった東京西部ユニオン鈴木コンクリート工業分会の闘いは、労働者が団結すれば勝てることを証明しました。勝利の土台は、国鉄闘争の力です。動労千葉を先頭にした外注化阻止・非正規職撤廃の闘い、「解雇撤回・ＪＲ復帰」を求める最高裁10万筆署名貫徹の闘いは新自由主義を根底から粉砕します。
　11・２労働者集会は、「動労総連合を全国に」という国鉄決戦勝利の決定的方針を打ち立てました。国労郡山工場支部の橋本光一さんが「国労は中核派がどうのこうのというようなことを言って、外注化阻止の闘いをつぶしてしまう組織だということが明らかになった。動労総連合が全責任をとって闘いに立ち上がったことが決定的だ」と訴えたように、国鉄闘争は国鉄労働者を先頭に、すべての労働者が自己解放的に大飛躍する新たな出発点に立ちました。
●『前進』発行体制の強化へ
　この闘いは、あらゆる体制内党派との死闘です。宣伝戦を強化するため、『前進』発行体制を拡充しなければなりません。そのための資金がどうしても必要です。
　資本との闘いを一切放棄した日本共産党スターリン主義は、今、日本帝国主義の危機の救済者として、革命党と階級的労働組合への弾圧を狙う「国際テロリスト財産凍結法」に国会で賛成するなど、スターリン主義反革命の正体をむきだしにしています。
　ＪＲ総連は、セウォル号惨事を引き起こしたパククネ政権を打倒する韓国・民主労総とセウォル号遺家族の闘いに、「責任追及から原因究明へ」などと言って敵対し、韓国労働者の怒りを買っています。連合会長の古賀は労働者の代表づらをして安倍政権を支持し、消費増税を推進しています。
　こうした反動を粉砕し、階級的労働運動派が組合権力を握る闘いが前進しています。動労総連合青年部に続き、４大産別で若きリーダーが次々と生まれています。
　『現代革命への挑戦』（上・下巻）ではっきりしたことは、「革命的共産主義運動の歴史は、日本の労働者階級の闘いの歴史そのもの」だということです。労働者同志の献身的な闘いがあったからこそこんにちの革共同はあります。
　革共同は、地区党建設をテコに、党と労組拠点の一体的建設を推し進め、プロレタリア革命の勝利に向かって全力で闘います。衆院選決戦に勝利し、革共同の大躍進を引き寄せる冬期カンパの集中を心から訴えます。