団結ひろば 投稿コーナー

発行日:

週刊『前進』06頁(2656号06面06)(2014/11/10)


団結ひろば 投稿コーナー

池袋街宣で法大総長田中優子の正体弾劾 東京北部ユニオン A

 10月26日、池袋駅東口パルコ前にて11・2労働者集会に向けた街頭宣伝を行いました。そこである年配の女性が国鉄解雇撤回の署名をしてくれました。
 その女性は「今の若者は大変よね。昔は学生が声を上げていたけど、今はおとなしくなっている。もっと学生が声を上げなければいけない」と言いました。そこで私は、今でも法政大学を中心に闘っている学生がいることを伝えました。
 その女性は「法政大学はすごいわよね。あそこの大学の田中優子はいいこと言っているし好きよ」と言ってきたので、私が「田中優子は表向きはいいこと言っているけど、中では学生のビラまきや集会を規制したり、学生を警察に売ったりしている人なんです」と伝えました。
 そうしたらその女性は「そんな二面性のある人なの。許せないわ。新聞に投稿しちゃおうかしら」と言いました。
 この女性とは街頭で意義ある討論ができました。田中優子はとんでもないやつだと私たちはわかりますが、一般の人にはいい人に思われていると感じました。
 私たちが真実をもっと伝えていかなければという思いです。

全国34カ所目の集会名古屋でかちとった 東海合同労組 K

 10月19日、名古屋市教育館で開催された「労働者の団結で安倍を倒そう! 労働者集会イン名古屋」に参加しました。
 この集会は、「7・1集団的自衛権行使容認弾劾! 改憲と戦争の安倍を打倒するぞ!」「動労千葉の最高裁10万筆署名の力で国鉄1047名解雇撤回へ!」「外注化・非正規職化攻撃阻止! 今こそ闘う労働組合を全国の職場に!」「川内原発再稼働阻止! 福島の怒りと連帯して全原発廃炉へ!」をスローガンに掲げて、全国34カ所目の国鉄闘争全国運動の集会としてかちとられました。
 会場の中央の画面に、「外注化阻止! 9・11JR郡山工場の闘いの記録」のDVDが流され、JR職場の闘う青年労働者が意気高く躍動している姿が大きく映し出されました。
 東海合同労働組合の坂野委員長は、「日本が『戦争をする国』になるかどうかは、戦後一貫して労働組合をめぐる資本や御用組合との熾烈(しれつ)な攻防として展開されてきた。その最大の攻防が『国労をつぶし、総評・社会党をつぶして立派な憲法を安置する』と豪語した1980年代の中曽根による国鉄分割・民営化攻撃だった。これと唯一ストライキで闘い抜いた動労千葉は、東京地裁、東京高裁で『国鉄1047名解雇は不当労働行為であった』ことを認めさせる画期的な判決をかちとり、解雇撤回・原職復帰を求める最高裁への10万筆署名が東海の地でも拡大している。世界の労働者と団結し、戦争と民営化の道を許すな! 今こそ闘う労働組合を全職場に! 11・2全国労働者総決起集会と安倍打倒のデモに参加しよう!」とアピール。初めて参加する分会の仲間や、派遣労働者部会建設をめざす青年労働者、トヨタ傘下の職場で組合建設を目指す仲間から「そうだ!」の声があがっていました。
 職場からの発言や集会宣言を、郵政職場や非正規職撤廃を闘う仲間が担い、イスラエルのガザ侵攻に国際的反戦闘争の強化も訴えられました。
 三重での20年ぶりの国鉄集会には、教育労働者やJR職場の仲間の結集をかちとり11月集会にも参加するという報告があり、東海地方の労働運動の大きな転換点を感じさせる集会でした。

国際連帯の広がりを実感した11・2集会 富山大学U

 今回の11・2労働者集会は、国際連帯の輪がますます広がっているように実感できました。ロサンゼルス統一教組(UTLA)の副委員長セシリー・マイアトクルスさんの「闘わない前労組執行部を打倒した闘争」は、以前来日した際に、動労千葉の闘いに教訓を得てこの闘いに勝利できたということでした。日本の労働運動が国際労働運動の地平を切り開き、けん引しているということが認識できた集会だったと思います。
 集会後のデモは、集会の熱気をそのままに打ちぬきました! 権力は許しがたいことに、仲間の学生3人を不当逮捕するという大弾圧に踏み切ってきました。権力は最初から学生をマークしており、10・21国際反戦デーに一切手出しができなかったことから、このような弾圧に踏み切ってきたのだと思います。この不当逮捕は逆に全国学生の怒りを燃え上がらせ、さらに運動の発展を推し進めます。一刻も早く仲間を奪還し、労働者とともに、このふざけた弾圧をしてくる安倍政権を打倒しましょう!

セシリーさんに学び拠点建設を進めます 沖縄大学学生自治会委員長 赤嶺知晃

 11・2労働者集会に沖大自治会副委員長の盛島君や新たな沖大生の仲間とともに参加しました。
 印象に残ったのは、UTLA首席副委員長のセシリー・マイアトクルスさんの発言です。闘うUTLAをよみがえらせようと工作するセシリーさんらユニオンパワー派を組合委員長が妨害する中、1人ひとりの組合員と向き合い団結をつくって組合権力を奪取した闘いには感動しました。「基地反対」を掲げながら学生を弾圧する学長のもとで闘っている沖大自治会にも通じるものがありました。そして外注先の労働者を組織する動労千葉の闘いは世界最先端の闘いだと思いました。
 この11・2集会に恐怖した公安警察は、集会後のデモで3人の学生を逮捕する暴挙に出ました。この弾圧は追い詰められた安倍政権のあがきでしかありません。3学生は元気に完全黙秘を貫いて闘っています! 初めて参加するデモで逮捕を目の当たりにした沖大生も、「デモをしただけで逮捕というのは本当におかしい」と怒りを爆発させています! この逮捕への怒りで団結を拡大し、3人を奪還します!
 すでに京大同学会がキャンパスで公安警察を摘発、追放する反撃を行っています。沖大自治会もキャンパスでの拠点建設で3同志を奪還し、辺野古基地建設と戦争を阻止するために闘います。

このエントリーをはてなブックマークに追加