三里塚 民主労総迎え交流会 反対同盟と労農連帯誓う
三里塚
民主労総迎え交流会
反対同盟と労農連帯誓う
(写真三里塚現地での民主労総との交流会で北原事務局長が日韓労農連帯と反戦を訴えた【10月31日】)
10月31日、韓国民主労総ソウル地域本部の労働者27人が来日し、三里塚現地を訪れた。
一行は午後に成田空港に降り立ち、ただちに動労千葉の案内で天神峰の市東孝雄さん宅離れへ。現闘の同志の案内で天神峰、東峰などをつぶさに見て回り、夕刻に現地の宿泊所に到着した。
三里塚闘争の歴史を記録したビデオ「大地の乱」を鑑賞して、現闘の同志たちが用意した心尽くしの夕食を味わった。
午後6時30分から、三里塚芝山連合空港反対同盟との交流会が開かれ、動労千葉の川崎昌浩執行委員が司会を務めた。
最初に北原鉱治事務局長が歓迎の言葉を述べ、「韓国と日本の労働者・農民が固く手を握れば戦争を阻止できる」と訴え熱烈な拍手を受けた。乾杯に続き、動労千葉の田中康宏委員長が歓迎の辞を述べ、ジェット燃料貨車輸送阻止闘争を振り返り、反対同盟と動労千葉の連帯の意義を語った。
民主労総ソウル本部からは、イヒョンチョル副本部長があいさつに立ち、三里塚闘争49年の歴史と動労千葉の国鉄分割・民営化反対闘争への敬意と、自らの闘いの決意を述べた。
市東孝雄さん、東峰の萩原富夫さんが韓国語での自己紹介を交えて、日韓国際連帯のあいさつと闘いの決意を表した。
反対同盟とソウル本部双方からの記念品の交換が行われ、イヒョンチョルさんの「社会を変えよう!」との音頭で再度の乾杯が行われた。
三里塚現闘の同志たち全員が前に並び、「今日の料理をつくった」と紹介されると、その場は拍手と歓声に包まれ、韓国労働者から「オイシイ!」のかけ声も飛んだ。現闘の代表と全学連三里塚現地行動隊が勝利への決意を表明し、熱気が最高潮に高まった。
最後に全員で「トゥジェン!」のかけ声で記念撮影。その後も日韓の同志たちは名残惜しく時を忘れて歓談し、11・2全国労働者総決起集会の成功を誓い合った。