〝学生の団結で安倍倒す〟

週刊『前進』06頁(2653号05面02)(2014/10/20)


〝学生の団結で安倍倒す〟

 10・21国際反戦デー闘争に向けて、14日に広島大学で、15日に京都大学で学生自治会の呼びかける学内集会・デモが闘われた。戦争阻止・安倍打倒の声を全国大学で巻き起こそう。

●京都大学 同学会の主催で集会とデモ

(写真 同学会執行部を先頭に元気よく学内デモ。討論や交流が次々と生まれた【10月15日 京都市】)

 10月15日、京都大学同学会中央執行委員会の呼びかけで、「この国のために死んでたまるか! 10・15京大集会」が、台風一過の晴天のもと元気よく開催されました。
 同学会副委員長の纐纈(こうけつ)貴文君が開会を宣言し、続いて書記長の作部羊平君が基調を提起しました。9月の全学連大会の報告と、安倍の戦争政治と対決する自治会を全国の仲間とともにつくる決意を表明しました。他大学の仲間の発言に続き、全学連書記次長で熊野寮生の森幸一郎君が戦争を許さない学生自治会をつくろうとアピール。京都の闘う合同労組・ユニオン自立の組合員は、学生と連帯して10・21国際反戦デー闘争を成功させ、11・2全国労働者集会へ攻め上ろうとアピールしました。
 最後に、同学会委員長の大森靖之君がまとめの発言を行いました。
 集会後、京大本部構内を一周するデモに出発。「香港の学生のように闘おう!」「10・21闘争に参加しよう!」といったコールがキャンパスに響きました。
 学内の注目は圧倒的でした。「ビラを見て来た。総長室に突入するんですか?」と期待いっぱいの学生、同志社大学の雑誌サークルから学生運動の取材に来た学生、四国から参加した学生など、多くの飛び入りもあり盛り上がりました。
 夕方の「前進学習会」では自治会建設の重要性を討論しました。
 10・21に向けて、決定的な一日闘争になりました。
(京大・H)

●広島大学 反戦の訴えに広大生が注目

(写真 多くの学生が広場に集まる中、活気あふれる集会がかちとられた【10月14日 東広島市】)

 10月14日、広島大学東広島キャンパスで開催された「シリア空爆反対!/大学の戦争協力反対!/学生弾圧粉砕!10・14広大反戦集会」は、学生の大きな注目を浴び大成功しました。
 初めに学生自治会委員長の百武拓君が基調報告を行いました。百武君は、石油利権のためのイラク・シリア空爆を弾劾し、イラク石油労組の闘いを始め世界の労働者が立ち上がっていることを訴えました。また、ベトナム戦争当時の1968年10・21国際反戦デーに闘われた米軍タンク車輸送実力阻止闘争を紹介し、国際的な反戦闘争の力でベトナム戦争を終結させた歴史を語りました。最後に「国境を越えた労働者・学生の団結こそ戦争を止める力だ! 未来を担う学生が自ら行動することが展望を切り開く」と訴え、10・21反戦デー闘争と11・2労働者集会への結集を呼びかけて基調報告をしめくくりました。
 1年生が発言に立ち、広大当局による学生弾圧に負けない決意を表明。続いて教育学部生が「子どもたちを戦場に送るな」と訴えました。留学生のメッセージも読み上げられ、留学生から高い学費を搾り取る「グローバル大学」への怒りの訴えが紹介されました。
 集会後、8・6ヒロシマ大行動実行委員会の仲間とともに広大当局への申し入れを行いました。
 クラスからも弾圧反対の熱いメッセージが集まっています! この力で10・21―11・2へ闘いを爆発させていきます!
(広大・M)

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法大武田君処分撤回裁判
第7回弁論
 11月5日(水)午後1時30分 東京地裁

武田君弾圧裁判
第3回公判
 11月7日(金)午後1時30分 東京地裁
 (傍聴券配布のため30分前に裁判所脇に集合)

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