動労千葉 結成35年を盛大に祝う 節目を迎え新たな闘い決意

週刊『前進』06頁(2652号02面02)(2014/10/13)


動労千葉
 結成35年を盛大に祝う
 節目を迎え新たな闘い決意

(写真 35年の闘いの勝利を祝い、動労千葉顧問の水野正美さんの音頭で乾杯【9月28日 千葉市】)

 動労千葉は第43回定期大会1日目の9月28日夕方、京葉銀行文化プラザで結成35周年を祝う会を開催した。代議員を始め組合員、支援者など150人が集まり、今日の闘いの基礎を築いた大先輩たちも意気軒高とした姿を見せた。参加者は35年の歩みを盛大に祝い、その苦闘と勝利を確認して、新たな闘いへの決意を固め合った。
 動労千葉は動労本部からの分離・独立、国鉄分割・民営化反対の闘い、JR体制下での外注化反対闘争など、多くの闘いを闘いぬき団結を築いてきた。結成35年を経て、新自由主義とJR体制が崩壊を開始した今、JR体制を打倒し、社会の根本的な変革をかちとる新たな闘いに突入している。結成35周年の節目を迎え、動労千葉はさらに強固な団結を固め直した。
 主催者を代表してあいさつした田中康宏委員長は、「結成当時のことを昨日のことのように覚えている。動労千葉が国鉄分割・民営化と闘いぬけたのは、あの時の決断があったからだ。激しい攻撃が襲いかかってきても労働組合は団結さえ崩さなければ立ち向かうことができることを私たちの35年の闘いは証明した。35年間でつくりあげてきた団結は絶対に崩れない」と述べ、「今日を期して全力で組織拡大を」と訴えた。
 動労千葉弁護団の葉山岳夫さん、全日建運輸連帯労組関西地区生コン支部の武谷新吾書記次長、国鉄闘争全国運動呼びかけ人の伊藤晃さん、同じく金元重さん、解雇撤回・JR復帰署名呼びかけ人の芹澤壽良さんが35年の闘いをたたえ、お祝いの言葉を述べた。
 動労千葉の水野正美顧問の音頭で乾杯した。三里塚芝山連合空港反対同盟の萩原富夫さん、動労水戸の国分勝之副委員長、動労西日本の大江照己委員長、ス労自主の入江史郎委員長、「許すな改憲!大行動」代表呼びかけ人で動労千葉弁護団の鈴木達夫さん、元国鉄闘争に連帯する会事務局長の山下俊幸さんら、各界の人士や団体代表のお祝いの言葉が続いた。
 また、長年、いすみ支部長として重責を担ってきた照岡清一さんの組合特別表彰が行われた。
 動労千葉に加入したCTSの3人の組合員が紹介され、盛んな拍手が送られた。各支部代表が並んでそれぞれに決意を述べ、争議団が勢ぞろいして中村仁さんが「解雇撤回判決を何としてもかちとる」と熱意を込めて発言した。北嶋琢磨青年部長は、青年部が組織拡大の先頭に立つと力強く述べた。閉会あいさつに立った長田敏之書記長は、10・1ストライキを突破口に動労千葉は新たな闘いに入ると宣言した。
このエントリーをはてなブックマークに追加