国際労働運動10月号 郡山闘争から国鉄決戦勝利へ
週刊『前進』06頁(2650号05面03)(2014/09/29)
国際労働運動10月号
郡山闘争から国鉄決戦勝利へ
本号の特集は国鉄決戦で、メインタイトルは「崩壊するJR体制を打ち砕き動労総連合を全国につくろう」だ。
国労郡山工場支部の主催で準備された9・11JR郡山工場包囲闘争は、国労本部の圧力により支部主催が中止にされたにもかかわらず、同支部の橋本光一さんの奮闘に応え、全国から650人の大結集で大成功した。とりわけ動労総連合の青年労働者たちが闘いを牽引(けんいん)した。この闘いは、国労、JR東労組を問わず、また下請け・孫請けも含む郡山工場で働く労働者たちの圧倒的な関心を呼び、郡山工場支部は10・1外注化阻止へ、団結を崩さず闘い抜いている。
本特集の第1章は、この感動的な9・11闘争とそれに至る郡工支部の闘い、それに対する大反動との攻防のドキュメントである。そして、この闘いが、5~6月の闘いで新たな地平を切り開いている動労千葉、動労水戸の闘いと一体のものとしてかちとられていることを明らかにしている。
第2章は、JR資本の新自由主義的な経営戦略のもとでの外注化が生み出した鉄道の安全崩壊を弾劾している。そして、JR総連カクマルと資本の結託体制の崩壊がもたらすJR体制の危機も明らかにし、安倍・葛西体制を打倒することを訴えている。
第3章では、国労大会や組合員資格確認訴訟判決に見る国労本部の大裏切りを暴き、JR労働運動の革命的大再編をかけ、国労やJR総連の下にいる労働者に「今こそ動労総連合に入ろう」と訴えている。