婦人民主クラブ全国協議会30周年記念集会　集会宣言
　全国に婦民支部を

　本日８月24日、私たち婦人民主クラブ全国協議会は、この新自由主義攻撃との闘いの中で固く繋がった全国・世界のかけがえのない同志のみなさんとともに30周年記念集会を成功裏に勝ち取ることができました。本当にほこらしさで一杯です。私たちは、戦後革命期の１９４６年３月に誕生した婦人民主クラブ結成から全国協結成までの40年、そして全国協30年の歴史の全てを引き受けて、新たな歴史を力強く踏み出していきます。
　７・１集団的自衛権の閣議決定で、安倍政権は戦争突入宣言を行いました。しかし、暗黒の時代の到来などでは全くありません。危機に追いつめられているのは資本と安倍政権です。２０１１年３・11がもたらした衝撃（国は嘘をつく、国は民衆を守らない）は、二度と戦争を許さないという憤激をまきおこしています。世代を超えたすべての労働者民衆の力がひとつになって、戦争と搾取の根源である階級社会をおわらせるときがきました。「命よりカネ」の新自由主義国家を「守る」ために世界中で戦争をやり１％の資本家の利益だけを守って、私たち労働者にすべての犠牲を押し付ける安倍政権を打ち倒し社会を根底から変える時代、革命の時代を迎えています。なんと胸躍るスタートでしょうか。
　「６・24女性活用新成長戦略」や「７・１閣議決定」に怒るすべての女性たちとともに戦争を革命へ！　戦争と貧困の根源である資本家階級による搾取を終わらせ、今度こそ労働者民衆が主人公となって生きられる社会を取り戻すためにたたかうことを、全ての女性たちに呼びかけます。私たち女性は、働き、子を産み育て、この社会をつくってきた労働者階級の一員です。私たちは、２0１３年総会で階級的労働運動を担う婦民全国協へと飛躍したことに益々確信を深めて進みます。
　何より国鉄闘争を軸に階級的労働運動進めます。支配階級の攻撃に負けずにドンドン追い詰めてきたのが動労千葉・動労水戸の闘いであり、国鉄闘争の前進こそが私たち労働者階級の勝利のカギを握っています。１０４７名解雇撤回最高裁10万人署名を集めきり、職場・地域で闘う労働組合建設を推し進めていきましょう。
　全原発廃炉！　再稼働阻止！　被曝労働拒否！
　避難・保養・医療・国際連帯のＮＡＺＥＮの発展が反原発闘争のカギを握っています。とりわけ、福島支部やふくしま共同診療所、国労郡山工場支部をはじめ、あくまで福島とつながってたたかいます。
　あらゆる領域で新自由主義が破綻を開始した今、労働者への分断攻撃を許さず、三里塚・沖縄、入管闘争、部落解放・障害者解放のたたかい、星野闘争・弾圧粉砕のたたかいを確信をもって拡げて行きます。
　30周年を期に婦民全国協の圧倒的な組織拡大を決意し、全国津々浦々に婦民支部を建設するために奮闘することを表明し、集会宣言とします。
２０１４年８月24日
婦人民主クラブ全国協議会30周年記念集会参加者一同