戦争・民営化阻止を 8・23 自治労女性部総会で情宣
戦争・民営化阻止を
8・23 自治労女性部総会で情宣
8月23日、労組交流センター女性部は、茨城県労組交流センターや茨城県地域連帯労組の仲間、動労水戸の組合員とともに総勢14人で、自治労女性部第59回定期総会と青年部総会が行われている茨城県水戸市の県民文化センター前で情宣行動に立ちました。
炎天下でマイクを握り、安倍政権の集団的自衛権行使容認の7・1閣議決定を徹底的に弾劾、「労働組合の闘いで戦争も民営化も阻止できる。ともに闘おう」とアジテーションを行い、ビラを配り、国鉄1047名解雇撤回・最高裁10万筆署名を訴えました。
主催者=自治労本部は「敷地内での情宣はまかりならん」と「排除」しようとしてきました。これは、労組交流センターが毎年、自治労女性部総会での情宣に取り組んできた中で初めてです。これも7・1情勢のもとで起きていることです。実際、自治労本部は「与党内のリベラルとの連携」を打ち出し、安倍の手先になって戦争と民営化・非正規職化を推し進めようとしています。「排除」は追い詰められた彼らの危機の現れです。
●現場から次々アピール
私たち女性部の「戦争・民営化・非正規化とたたかう女性部をつくろう!」というビラが、全国から集まってくる自治労の女性労働者と青年労働者の中にどんどん入っていきました。敷地内から排除しようとする自治労本部の弾圧は何の威力もありません。
マイクを握るのは現場で日々格闘するわが女性部長と保育所で働く用務職の労働者です。女性部長は「安倍の『女性の活用』は女性の分断と戦争への道」「子ども・子育て支援新制度は介護保険制度とまったく同じだ」と、「命よりカネもうけ」の新自由主義を徹底的に弾劾・批判しました。用務職の労働者は、「人事評価」を拒否した自らの闘いを報告。安倍の「戦争する国」への転換を怒りを込めて弾劾し、「労働組合の闘いこそ戦争を止める力だ」と訴えました。
動労水戸の組合員は、「被曝労働拒否」で3波のストライキを闘ったことを報告、JR体制の危機を暴き、「民営化・外注化を阻止するためにストライキで闘おう」と呼びかけました。
●国鉄署名が133筆も
国鉄解雇撤回10万筆署名の訴えは労働者の心に響きます。総会参加の組合員は「わかりました」と笑顔で応え、私たちの訴えを真剣に聴きました。ある青年労働者は新潟・新津車両センター分社化・子会社化阻止の闘いを知っていて、家族の分の署名もしました。不当労働行為への怒り、「安倍は許せない」「保育の民営化は反対だ」など現場の声が上がりました。また、「警備」の腕章を着けた自治労の青年たちも署名しました。現場は腐ってないぞ! 2時間弱で133筆の署名が集まりました。戦争協力拒否、民営化絶対で闘う労働組合の団結を職場からつくりだすぞ!と決意を新たにしました。
国労郡山工場支部が呼びかける「JRの安全破壊を許さない! 郡山総合車両センターの外注化阻止9・11集会」に全力で駆けつけ、外注化を絶対阻止しよう。11月労働者集会へ攻め上ろう!
(労組交流センター女性部・淺川有子)